最も危険な場所(下)

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この本の内容

1951年、州警察巡査部長アール・スワガーの親友で元地方検事のサム・ヴィンセントは、シカゴからやってきた弁護士の依頼で最南部の黒人町へ人探しに赴いた。依頼料は高額だったが、その町に行くには船で河を遡る方法しかない陸の孤島だった。さらに、そこには黒人専用の刑務農場があり、一度入った者は生きて帰れないと噂されている地獄同然の所として有名だった。案の定、サムは地元の保安官に不当逮捕され暴行を受ける。だが、後から来たアールに救出され脱出した。しかし、今度はアールが捕まってしまった。彼は拷問に耐えながら脱出の機会を待ち、辛うじて成功。今度は、第二次大戦の勇士で銃の使い手6人を招集し、その町の邪悪なるものを殲滅作する戦を開始した……。『悪徳の都』の死闘から5年後、ミシシッピの地で再び壮絶にして華麗な銃撃戦が始まる!

著者プロフィール

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スティーヴン・ハンター
1946年ミズーリ州カンザスシティ生まれ。68年ノースウェスタン大学卒業。71年ボルティモアサン紙に入社、書評担当などを経て映画批評担当になる。96年ワシントンポスト紙に転じ、映画批評部門のチーフとなる。2003年ピューリッツアー賞(批評部門)を受賞。現在もスワガー・シリーズを執筆中。

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