国民の文明史

著者名

中西輝政

判型

A5判

定価

1885円(本体1714円+税)

発売日

2003/12/15

ISBN

9784594042752

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この本の内容

文明史観なき国家は、必ず滅ぶ。過去の歴史と未来の歴史をつなげてゆくもの、それが文明史である。文明史---それは、歴史をマクロな視野から、長いスパンで洞察する眼差しです。単なる歴史研究を超えた、一国を取り巻く文明全体の大きな流れを見極める目を持たないと、国家衰亡の危機には対処できません。グローバリゼーションの挑戦、国家観の喪失、教育の荒廃、治安の悪化、そして「危機」に気づかない国民精神の堕落・・・。現代日本は、未曾有の「歴史的危機」に直面しています。これを克服するためには、いまこそ「国民の文明史」を手に入れる必要があるのです。本書では、憂国の碩学・中西輝政氏が、鮮やかに日本文明の特質と来歴を読み解き、衰亡回避の実践的方策を明らかにします。過去を鳥瞰し、未来を照射する叡智の輝きは、必ずや読む者に新鮮な衝撃を与えることでしょう。日本の明日を拓く希望の書の登場です!

■主な内容
●「文明史」とは何か
●「歴史的危機」のシグナルを見落とすな
●なぜ、いま「文明史」が求められるのか
●縄文と弥生の変換システム(古代〜明治)
●文明衰退は大正教養主義にはじまる---誰がこの国をだめにしたのか
●愛国者・内村鑑三と明治・大正のキリスト者
●世界の中の日本文明
●文明の衰亡を回避したイギリス
●あるべき日本の姿
●これからの政治に求められること
●立ち返るべき「この国のかたち」他

著者プロフィール

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中西輝政
昭和二十二(一九四七)年、大阪生まれ。現在、京都大学総合人間学部教授。京都大学法学部卒業。英国ケンブリッジ大学歴史学部大学院修了。京都大学助手、スタンフォード大学客員研究員、三重大学人文学部助教授、静岡県立大学教授を歴任。専攻は国際政治学、国際関係史、文明史。著書に『アジアはどう変わるか』(日本経済新聞社)、『回帰する歴史』(PHP研究所)、『国まさに滅びんとす』(集英社)、『日本文明の主張』(西尾幹二と共著、PHP研究所)、『なぜ国家は衰亡するのか』(PHP新書)、『日本の「敵」』(文藝春秋)、『いま本当の危機が始まった』(集英社)、『日本の「死」』一文藝春秋)など多数。論文「日米同盟の新しい可能性」で石橋湛山賞、『大英帝国衰亡史』(PHP研究所)で第五十一回毎日出版文化賞・第六回山本七平賞を受賞。第十八回正論大賞受賞。

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