日本よ、再び

著者名

石原慎太郎

判型

四六判

定価

1650円(本体1500円+税)

発売日

2006/04/05

ISBN

9784594051273

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この本の内容

「よろずの社会機能の信頼性が摩滅しつつある。そうした社会現象の中でうかがえることは、かつて大方の日本人が持ちそなえていた『心意気』とか『こころざし』といった、自己抑制に発した献身とか自己犠牲という暗黙の責任履行と、それへの信頼の喪失である」――本文より。マンション偽装、粉飾決済、靖国参拝問題、沖ノ鳥島……。一体この国はどうなっているのだろうか? 東京都行政をつかさどる立場から見えてくる国の無作為と国民の体たらく。そんな日本に警鐘を鳴らす快哉の書。発表当時論議を呼んだ「歴史に関する、ことのメリハリ」も収録。

著者プロフィール

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石原慎太郎
1932年神戸市生まれ。一橋大学卒業。55年、在学中に執筆した「太陽の季節」で第1回文學界新人賞を、翌年には同作品にて芥川賞を受賞。著書に『亀裂』『完全な遊戯』『化石の森』(芸術選奨文部大臣賞受賞)『光より速きわれら』『刃鋼』『生還』(平林たい子賞受賞)、その他にも『弟』『老いてこそ人生』、また『日本よ』『息子たちと私』など多数。68年より国会議員として計25年勤めた後、99年より東京都知事に就任。2003年再選。

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