覚悟の決め方

著者名

河野太道 著 , 南直哉 著 , 釈徹宗 著 , 田口弘願 著 , 小池龍之介

判型

四六判

定価

1650円(本体1500円+税)

発売日

2011/07/01

ISBN

9784594064464

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この本の内容

今回の東日本大震災により被災地の状況はじめ、制御不能になった原発、供給の滞った食物や電気など今までにない危機感を肌で感じたことにより、「死」というものをリアルに感じた人も多いだろう。本書では、震災後、これまでの価値観が揺らいだり、新しい価値観を模索している人たちのヒントとなるべき回答を著名なお坊さんが答える。

著者プロフィール

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河野太道
1930年生まれ。花園大学学長を経て、2010年4月より臨済宗妙心寺派第三十三代管長ならびに全日本仏教会会長に就任。また、兵庫県姫路市の龍門寺に大衆禅堂を開創し、本格的な修行の場を一般に提供している。著書に『太極の心 ―楊名時の志を継いで』(共著・二玄社)、『〈無常のいのち〉を生きる』(春秋社)など

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南直哉
1958年生まれ。早稲田大学第一文学部を卒業後、大手百貨店勤務を経て、1984年、曹洞宗で出家得度。同年から約20年間、大本山永平寺で修行生活を送る。現在、霊泉寺(福井県)住職、恐山菩提寺(青森県)院代を務める。著書に『出家の覚悟―日本を救う仏教からのアプローチ』(共著・サンガ)、『語禅僧』(ちくま文庫)、『老師と少年』(新潮文庫)

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釈徹宗
1961年生まれ。浄土真宗本願寺派如来寺(大阪府)住職。兵庫大学生涯福祉学部教授を経て、現在、相愛大学人文学部教授。認知症高齢者などの支援を行うNPO法人リライフ代表。著書に『いきなりはじめる仏教生活』(新潮文庫)、『おせっかい教育論』(共著・140B)、『親鸞―救済原理としての絶対他力』(佼成出版社)、『現代人の祈り―呪いと祝い』(共著・サンガ)など

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田口弘願
1961年生まれ。真宗大谷派僧侶。小・中学校時代にいじめを経験。いじめた相手への“復讐”のために、猛勉強するも挫折。生に絶望したときに仏教に出会う。高校卒業後、京都・大谷専修学院に学び、20歳で僧侶となる。その後大谷派寺院に勤務するが完全失明し退職。現在、東京・四谷にある『東京坊主Bar』のオーナーを務めつつ、法話講師として活動

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小池龍之介
1978年生まれ。月読寺(東京都)、正現寺(山口県)住職。東京大学教養学部卒、2003年、ウェブサイト「家出空間」を開設、お寺とカフェの機能を兼ね備えた「家出カフェ」を主宰。現在、自身の修行を続けながら、一般向けの坐禅指導を行う。著書に『考えない練習』『ブッダにならう苦しまない練習』(小学館)、『超訳ブッダの言葉』(ディスカバー・トゥエンティワン)、『坊主失格』(扶桑社)など

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