光の闇

著者名

佐伯一麦

判型

四六判上

定価

1760円(本体1600円+税)

発売日

2013/04/25

ISBN

9784594068042

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この本の内容

 電気工をしていた20代にアスベストの被害で肋膜炎にかかり、以後、喘息の持病を抱えながら作家活動を続けている、私小説作家・佐伯一麦氏の連作短篇集。 アスベスト被害で著者自身のなかに、肉体的欠損感覚が存在している。 そのことを緒にして、著者を思わせる主人公が、さまざまな肉体的欠陥を持ったひとびとの「欠損感覚」を探っていく物語。 視覚障害の夫婦、義足の女性、声帯を失った作家、嗅覚障害を患った寿司屋のおかみさん、盲学校の先生、聴覚障害者、そして記憶を失った板前の話……。

著者プロフィール

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佐伯一麦
1959年仙台生まれ。1984年「木を接ぐ」で海燕新人文学賞。90年「ショートサーキット」で野間文芸新人賞。91年「ア・ルース・ボーイ」で三島由紀夫賞。97年「遠き山に日は落ちて」で木山捷平文学賞。04年「鉄塔家族」で大佛次郎賞。07年「ノルゲ」で野間文芸賞受賞。2010年からは大佛次郎賞(第37回から)と野間文芸賞(第63回から)の選考委員を務めている。

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