名刺ゲーム

著者名

鈴木おさむ

判型

四六判

定価

1540円(本体1400円+税)

発売日

2014/10/29

ISBN

9784594071158

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この本の内容

強権上司に苦しめられている人、必読!
人気放送作家がTV業界の裏側を赤裸々に描き、権力を得たビジネスマンたちへ警鐘を鳴らす、鮮烈のエンターテイメント小説!
仕事で夢をかなえようとする、すべての人につきつける問題作!!

<あらすじ>
 人気クイズ番組のプロデューサー神田達也。テレビ局員ながらも、40才過ぎてようやく「クイズ! ミステリースパイ」でヒットを飛ばす。多忙なある日、自宅リビングの壁に高校生の息子・和也が磔にされ、玉虫色のスカーフを巻いた謎の男が立っていた。そして、和也を人質にゲームを挑んできた。謎の男は6枚の名刺を取り出し、5人の男女を招き入れて、持ち主に名刺を返すように指示した。が、一度でも間違えば、和也の首に取り付けた爆弾のスイッチを押す、と。このゲームの裏には何があるのか――。“独裁者”を自認するテレビプロデューサーの栄光と狂気と闇が招く、驚愕のエンディング――。

<リリー・フランキー氏コメント(帯より)>
鈴木おさむは、誠実さの天才であり、人を楽しませることの、怪物である。
この作品は、エンターテインメントを装いながら、彼が長年、第一線で見つめてきた、テレビ世界のゆがみと、憤りをフェアな視点から、写生し、告発したものである。
楽しませながら、的を炙り出す。
エンターテインメントと純文学をミキサーにかけて構成する、鈴木おさむならではの傑作。
読後には、上質なテレビと、清澄な小説を、両方とも摂取したような満足感を得るだろう。

著者プロフィール

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鈴木おさむ
放送作家/1972年千葉県生まれ。大学在学中の19才で放送作家デビュー。バラエティーを中心にたくさんの番組の構成を担当。映画・ドラマの脚本や舞台の作演出等も手がける。著書に『ハンサム★スーツ』『芸人交換日記~イエローハーツの物語~』『美幸』『ブスの瞳に恋してる』等

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