こゆきの願い

著者名

こゆき , 山本美也子

判型

A5変判

定価

1100円(本体1000円+税)

発売日

2014/12/04

ISBN

9784594071745

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この本の内容

飲酒運転の犠牲になった少年を仏壇の前で待ち続ける平成の忠犬
こゆきの姿に「切なすぎる…」と日本中が落涙!

16歳で亡くなった山本寛大(かんた)君と、愛犬こゆきの心温まる日々、そして残された一家との絆を追った「真実のフォトストーリー」

福岡市で3年前に飲酒運転の車にはねられて亡くなった山本寛大(かんた)君(享年16歳)。
事故後、遺影のある仏壇の前から離れようとしない愛犬・こゆきの姿があった。

母親の美也子さんいわく、
「寛大が小学5年の時に我が家にこゆきが来てから、2人はいつも一緒でした。自転車のかごに載せて遊びにいったり。親子げんかした時もこゆきだけは自分の部屋に連れていって、寛大の話を聞いてあげていたんでしょう。こゆきも寛大のことが一番好きだったんだと思います」

「毎日お仏壇の前で泣いている私に、ずっと寄り添ってくれたのがこゆきでした。我が家に犬がいたからこそ、助けられることがたくさんありました。こゆきはお仏壇の前でお線香当番をしたり、昼寝をしたり、ずっと寛大のことを待っているような気がします」

我が家の悲劇を繰り返さないで――美也子さんは飲酒運転事故をゼロにするため、日々講演活動に励んでいる。そして、こゆきを主役にした「飲酒運転根絶」を訴えるCMが完成し、大きな話題となっている。

(本書の印税と売上げの一部は、飲酒運転根絶の活動に使われます)

著者プロフィール

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こゆき
2005年7月28日、熊本県生まれ。9歳の柴犬(♀)。体重/10.9kg。好きな食べ物/肉食女子です。 「STOP!! 飲酒運転」を訴える公共CMに出演中。

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山本美也子
福岡市在住。看護師をしながら、2010年にNPO法人「はぁとスペース」を設立。障がい者の夫の活動を支援し「障がい者も健常者も仲良く暮らせる社会作り」を目指して活動中、2011年2月に長男が飲酒運転の車の犠牲になり死亡。その直後から「飲酒運転撲滅」をテーマに、命の大切さや加害者も被害者も作らない社会を訴え、全国で講演活動を行っている。

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