人は怖くて嘘をつく

著者名

曽野綾子

判型

新書判

定価

880円(本体800円+税)

発売日

2017/12/25

ISBN

9784594078911

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この本の内容

本書には、「無力さ」を自覚するとき、人間は謙虚になる/人の眼や言葉を借りてものを言うものではない/私怨を持ち続けて生きることも必要/「すぐ怖がる」最近の大人たちの幼児性/分かち合って暮らしても、減らないもの/推測で他者の「内面」を書いてはいけない理由/なぜ日本人は群を抜く国民といえるのか/つねに「最悪」を予想して生きる/老いても〝ぼけない〟秘訣/雑用をすれば自然に体は動いてくる/羊がなぜ人間の良き反面教師なのか……など、

人生の先達として、とりわけ豊かな経験を持つ著者ならではの84の視点や知恵がふんだんに綴られています。読後は、私たちが日々の暮らしの中で陥りがちな、表面的な「善悪」「白黒」などの思い込みを癒し、心を楽にしてくれることでしょう。

それはまさに、得がたい<人生の道理>を知る極上の一冊です。

《目次》
1「生き抜く」ために必要な知恵
2 この世のすべては善悪が交錯する
3 人間を創る仕事、汗の匂いのするお金
4「人は人。自分は自分」という静かなる原則
5 自分だけが持っている特質とは何か
6 高齢を豊かに生きる技術
7 理想を語る日本人が知らない世界の現実
8 あるべき道を照らす政治とは

著者プロフィール

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曽野綾子
1931年9月、東京生まれ。聖心女子大学卒。幼少時より、カトリック教育を受ける。1953年、作家三浦朱門氏と結婚。小説『燃えさかる薪』『無名碑』『神の汚れた手』『極北の光』『哀歌』『二月三十日』、エッセイ『自分の始末』『自分の財産』『揺れる大地に立って』『親の計らい』(扶桑社刊)『老いの才覚』『人間の基本』『人間にとって成熟とは何か』『人間の愚かさについて』など著書多数。

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