嘘だらけの日独近現代史

著者名

倉山満

判型

新書判

定価

968円(本体880円+税)

発売日

2018/07/02

ISBN

9784594080105

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この本の内容

◆世界大戦に二度も負けたのに、なぜドイツは立ち直れたのか?

日本人が思い描くドイツは「真面目でなんとなく親近感のある国」だが、それはプロイセン人がつくった「ドイツ帝国」であり、ドイツに長らく君臨してきたオーストリア・ハプスブルク家の神聖ローマ帝国ではない。現在のドイツはいわば、プロイセンに乗っ取られた国だ。では、プロイセンとは何かと問われれば、ポーランドの東の果てから流れてきたよそ者のことだ。
プロイセン人がつくったドイツには典型的な特徴がある。一、生真面目。二、勢いに乗る。三、詰めが甘い。――世界大戦で二度の大敗を喫したように、途中まではうまくいくものの、調子にのって最後は大コケすることを繰り返してきた。
明治以来、そんなドイツに憧れた国が日本だ。帝国陸軍は最先進国のドイツ陸軍を師と仰ぎ、医者はドイツ語でカルテを書いてきた。しかし、いかに多大な影響を受けたとはいえ、日清・日露戦争に勝ち大国となったはずの日本は、なぜヒトラーと組むような悪手をとってしまったのか?
そして、戦後、敗戦国に叩き落された両国はまるで異なる復興を遂げた。東西分断で塗炭の苦しみを味わったドイツは戦い抜いて統一を勝ちとった一方で、日本は何を成し遂げたというのか……? かつてヨーロッパとアジアの中心であった両国の近現代史をひもとくことで、みえてきた現在にいたる宿痾とは? 「嘘だらけシリーズ」完結編。

著者プロフィール

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倉山満
1973年、香川県生まれ。憲政史研究者。96年、中央大学文学部史学科を卒業後、同大学院博士後期課程単位取得満期退学。在学中より国士舘大学日本政教研究所非常勤研究員として、同大学で日本国憲法を教える。現在、「倉山塾」塾長、ネット放送局「チャンネルくらら」を主宰し、大日本帝国憲法や日本近現代史、政治外交について積極的に言論活動を展開している。2020年6月に一般社団法人救国シンクタンクを設立し、理事長・所長に就任。主著にベストセラーになった『噓だらけの日米近現代史』をはじめとする「嘘だらけシリーズ」や『13歳からの「くにまもり」』を代表とする保守五部作、『嘘だらけの池田勇人』(すべて小社刊)、『日本人だけが知らない「本当の世界史」中世編』(PHP文庫)などがある。

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