将棋「観る将になれるかな」会議

著者名

高野秀行 著 , 岡部敬史 著 , さくらはな。

判型

新書判

定価

1012円(本体920円+税)

発売日

2019/07/02

ISBN

9784594082376

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この本の内容

「味がいい」ってどういう意味?
将棋番組のわからない言葉をスッキリ解消!
将棋は「指す」よりも「観る」ほうが好きーーそんな「観る将」と呼ばれる将棋ファンに向けて作られた本書。
摩訶不思議な将棋界の全貌から、気になる棋士の人となりまで、読むだけで、将棋観戦がもっと楽しくなる!

第1章 「棋風」って何? ~将棋番組のわからないことば その1~
「棋風」って何?/「受けの棋風」の人は「面倒を見る」のが嫌にならない人/「藤井システム」は藤井猛がいなければ生まれなかった/「居飛車の本格派」って何?/規格外の佐藤康光、山崎隆之、糸谷哲郎/棒銀だけで勝てるの?/棋士のニックネームについて/所属を「関西」に変える人がいるのはなぜ?/なぜ北海道には棋士が多いのか?/なぜすべての棋士には師匠がいるのか?/双子で同時プロデビューの棋士/伝説のイケメン棋士

第2章 「味がいい」ってどういう意味? ~将棋番組のわからないことば その2~
「さばく」/「格調が高い」/「ねじりあい」/「手厚い」/「嫌味をつける」/「余す」/「味がいい」

第3章 なぜ「竜王戦」と「名人戦」は特別か? ~タイトル戦について~
違いがいまひとつわからない「将棋の八大タイトル戦」/なぜ「竜王戦」と「名人戦」は特別か?/21歳で名人になった谷川浩司/なぜB級1組は13人?/棋士人生をかけて順位戦を戦っている/竜王戦と名人戦、どちらが格上?/名人は江戸時代に生まれた/実力制名人を決断した関根金次郎/竜王戦の歴史は、名人戦よりもある意味長い?/叡王戦 かつては勝者がコンピュータソフトと対戦/王位戦 紅白のリーグに分けて予選を行う/王座戦 羽生善治が19連覇/棋王戦 予選ベスト4以上で敗者復活がある/大阪王勝杯王将戦 予選を勝ち抜くのがとても難しい/ヒューリック杯棋聖戦 かつては年に2回行われていた/その他の棋戦~将棋はなぜ畳に座ってやるのか?~

第4章 「女流棋士」と「棋士」はどう違う? ~安食総子女流初段インタビュー~
最初の女流棋士は6人だった/安食総子女流初段に聞く「女流棋士になるまで」/両親同伴のもと師匠と対局/育成会に入る前日に四間飛車を習う/なぜ女流棋士には振り飛車が多いのか/全員参加のリーグ戦がない/対局時にはバナナを持参/「話すのが遅い」と注意されて....../谷川先生は、下調べがすごいんです/これからの目標は棋力向上

第5章 対局に遅れたらどうなるの? ~気になるあれこれ~
盤を離れているとき、何をしているの?/対局のときに持っていくもの/対局に遅れたらどうなるの?/駒はどんな順番で並べてもいいの?/なぜ指導対局では駒を落とすの?/将棋のイべントには、どんなものがあるの?/藤井聡太七段は、どれくらい強いの?

著者プロフィール

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高野秀行
1972年横浜市生まれ。中原誠十六世名人門下。日本将棋連盟六段。「経堂こども将棋教室」を主宰し、子どもたちに将棋を教える。

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岡部敬史
1972年京都市生まれ。ライター・著述家・編集者。著書に『くらべる東西』『くらべる京都』『目でみる数字』(東京書籍)など。

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さくらはな。
千葉県出身。漫画家。2013年に突然将棋を始める。竹書房『本当にあった愉快な話』にて「えりりんの女流棋士の日々」を連載中。

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