ヴェノナ
解読されたソ連の暗号とスパイ活動

著者名

ジョン・アール・ヘインズ 著 , ハーヴェイ・クレア 著 , 中西輝政 監訳 , 山添博史 訳 , 佐々木太郎 訳 他

判型

A5判

定価

2750円(本体2500円+税)

発売日

2019/09/26

ISBN

9784594083076

ジャンル

シリーズ

関連タグ

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
 

この本の内容

近現代史の書き換えを迫る第一級の史料!

封印されてきた歴史の真実、第二次世界大戦時、アメリカはソ連の諜報活動に操られていた!

江崎道朗氏推薦!
「ヴェノナ文書によって、第二次世界大戦だけでなく、対日占領政策と現行憲法制定、そして朝鮮戦争に至る近現代史の見直しが迫られている」

『ヴェノナ文書』とは、アメリカとイギリスの情報機関が、1940~1944年のソ連の暗号を解読したもので、1995年のアメリカの情報公開法によって一斉公開された。
本書はその内容を明らかにした『Venona:Decoding Soviet Espionage in America』の日本語訳である(監訳者:京都大学名誉教授 中西輝政)。

中西輝政氏が注目する4つのポイント
1「暗号解読」という営みに対するアメリカをはじめとする主要国の国家的執念の凄さ
2 解読されたソ連暗号通信から明らかになった事実の驚くような中味
3 なぜ米ソの冷戦が始まったのか、という20世紀の大問題に「ヴェノナ」が関わっている
4 かくも重大な世界史的秘密が長期間、多くの人々の眼から隠されてきたことへの驚き

※本書籍の原註(PDF)については、本ページ下部の関連リンクよりダウンロードいただけます。

著者プロフィール

NoImage
NoImage
NoImage

中西輝政
昭和二十二(一九四七)年、大阪生まれ。現在、京都大学総合人間学部教授。京都大学法学部卒業。英国ケンブリッジ大学歴史学部大学院修了。京都大学助手、スタンフォード大学客員研究員、三重大学人文学部助教授、静岡県立大学教授を歴任。専攻は国際政治学、国際関係史、文明史。著書に『アジアはどう変わるか』(日本経済新聞社)、『回帰する歴史』(PHP研究所)、『国まさに滅びんとす』(集英社)、『日本文明の主張』(西尾幹二と共著、PHP研究所)、『なぜ国家は衰亡するのか』(PHP新書)、『日本の「敵」』(文藝春秋)、『いま本当の危機が始まった』(集英社)、『日本の「死」』一文藝春秋)など多数。論文「日米同盟の新しい可能性」で石橋湛山賞、『大英帝国衰亡史』(PHP研究所)で第五十一回毎日出版文化賞・第六回山本七平賞を受賞。第十八回正論大賞受賞。

NoImage
NoImage
NoImage

シリーズ一覧

ページの先頭へ