米中ソに翻弄されたアジア史
カンボジアで考えた日本の対アジア戦略

著者名

江崎道朗 著 , 福島香織 著 , 宮脇淳子

判型

四六判

定価

1650円(本体1500円+税)

発売日

2020/09/28

ISBN

9784594086015

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この本の内容

中国共産党による各国への〝共産主義浸透工作”は今なお続いている!
それは日本にとって決して他人事ではない

大陸に飲み込まれないために
インドシナの歴史から日本人が学ぶべきこととは?

今、気鋭の執筆陣による画期的な“真実のインドシナ史”

カンボジアに行ってみたら……
中共の酷さがわかった!!

タイやベトナムほど観光地としても市場としてもメジャーではない、しかし、東南アジアで今現在もっとも中国の植民地化が進み、中国人客があふれているカンボジアを旅した3人の論客がその歴史・政治、ひいては日本と中国について分析と議論を重ね、多角的かつコンパクトにまとめた一冊。
カンボジアを訪れるたいていの観光客が見学するキリング・フィールド、虐殺博物館。
拷問の限りを尽くされ亡くなった、罪なき人々の断末魔が聞こえるような展示に、クメール・ルージュ(カンボジア共産党)の残虐性を伺い知ることのできる場所である。
こうした残忍な「革命」は、中国とカンボジアだけでなく、当時(1970年代)、世界各地で行なわれた。カンボジアは特に、1958年の大躍進政策から文化大革命(1966年~1976年)の頃の中国とおぞましいほどに似ている。拷問のやり方までそっくりであった。
・文化レベルが高く豊かなカンボジアで、なぜポル・ポト派による大虐殺が起きたのか?
・中共の革命輸出がどのようになされたのか。
・カンボジアだけでなく東南アジアすべてにおいて、華僑・華人がどのような役割を果たしてきたのか。

私たちはこれらについてもっとよく知らなくてはいけないと、著者たちは力説する。それは、決して他人事ではなく、今、日本が直面している出来事でもあるからである。
米中新冷戦を軸にした新たな国際秩序の枠組みへの転換を伴う激動の時代が幕を開ける、第三次世界大戦前夜ともいえるような不確実性のなかで、今後、日本と日本人が何をすべきか、どんな未来を描くべきかを問う。

著者プロフィール

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江崎道朗
1962年生まれ。評論家、情報史学研究家。九州大学文学部哲学科を卒業後、月刊誌編集長、団体職員、国会議員政策スタッフを務め、外交・安全保障の政策提案に取り組む。2016年より評論活動を開始。2020年、倉山満らとともに「救国シンクタンク」を設立、理事に就任。主著に『コミンテルンの謀略と日本の敗戦』(PHP研究所)、『日本は誰と戦ったのか』(第1回アパ日本再興大賞受賞、ワニブックス)、『日本人が知らない近現代史の虚妄』(SBクリエイティブ)などがある

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福島香織
ジャーナリスト、中国ウォッチャー、文筆家。1967年、奈良市生まれ。大阪大学文学部卒業後、1991年、産経新聞社に入社。上海復旦大学に業務留学後、香港支局長、中国総局(北京)駐在記者、政治部記者などを経て2009年に退社。以降はフリー・ジャーナリストとして月刊誌、週刊誌に寄稿。ラジオ、テレビでのコメンテーターも務める。主な著書に『潜入ルポ 中国の女』(文藝春秋)『中国複合汚染の正体』(扶桑社新書)『中国絶望工場の若者たち』(PHP研究所)『本当は日本が大好きな中国人』(朝日新書))権力闘争がわかれば中国がわかる』(さくら舎)『孔子を捨てた国』(飛鳥新社)『赤い帝国・中国が滅びる日』(KKベストセラーズ)『「中国の悪夢」を習近平が準備する』(徳間書店)などがある。月刊『Hanada』WEBニュース『JBプレス』でも連載中。ウェブマガジン「福島香織の中国趣聞(チャイナ・ゴシップス)」毎週月曜発行。

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宮脇淳子
東洋史家。1952(昭和27)年、和歌山県生まれ。京都大学文学部卒、大阪大学大学院博士課程満期退学。博士(学術)。専攻は東洋史。故・岡田英弘(東京外国語大学名誉教授)からモンゴル語・満洲語・シナ史を、山口瑞鳳(東京大学名誉教授)からチベット語・チベット史を学ぶ。東京外国語大学、常磐大学、国士館大学、東京大学などの非常勤講師を歴任。著書に『真実の中国史[1840-1949]』『真実の満洲史[1894-1956]』(ビジネス社)、『モンゴルの歴史』(刀水書房)、『最後の遊牧帝国』(講談社選書メチエ)、『世界史のなかの満洲帝国と日本』『中国・韓国の正体』(ともにWAC)、『満洲国から見た近現代史の真実』『皇帝たちの中国史』(ともに徳間書店)、『世界史のなかの蒙古襲来』(扶桑社)、『日本人が知らない満洲国の真実』『朝鮮半島をめぐる歴史歪曲の舞台裏』(ともに扶桑社新書)、共著に『清朝とは何か』(藤原書店)、『中央ユーラシアの世界』(山川出版社)などがある。

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