毎年120万円を配れば日本が幸せになる

著者名

井上智洋 著 , 小野盛司

判型

四六判

定価

1430円(本体1300円+税)

発売日

2021/01/21

ISBN

9784594087036

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この本の内容

コロナ禍で、多くの企業や労働者が苦しんでいる。失業者は増え、中小企業を中心に倒産が相次いでいる。GDPは激減し、日本経済が疲弊している。
この現状を救うためには、個人への継続的な現金給付「ベーシックインカム」の導入が必要だと本書の著者である井上智洋氏・小野盛司氏は主張する。

つまり、赤ちゃんからお年寄りまですべての国民に、無条件にお金を配るという政策だ。しかも特別定額給付金のように1回配ったきりではなく、継続して配る。
そしてその額は、小野盛司氏がシミュレーションした結果「年120万円までは十分可能」だという。

生活が苦しい人も、お金持ちも、中間所得層も、みんながより豊かになる。ほとんど誰も損をしない。しかも日本経済が復活する。そんな可能性を秘めているのがベーシックインカムだ。

しかし、財源はどうするのか? 将来世代が借金で苦しむのでは? そんなにお金をもらうと働かなくなってしまうのでは?
そんな疑問に、二人の専門家がわかりやすく答える。

お詫びと訂正

『毎年120万円を配れば日本が幸せになる』初刷第1刷に誤りがありました(電子版は修正済みです)。

以下が正誤表となっております。
ご購入頂いた読者の皆様...
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著者プロフィール

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井上智洋
駒澤大学経済学部准教授、早稲田大学非常勤講師、慶應義塾大学SFC研究所上席研究員。博士(経済学)。2011年に早稲田大学大学院経済学研究科で博士号を取得。早稲田大学政治経済学部助教、駒澤大学経済学部講師を経て、2017年より同大学准教授。専門はマクロ経学。最近は人工知能が経済に与える影響について論じることが多い。著書に『人工知能と経済の未来』(文春新書)、『ヘリコプターマネー』(日経BP)、『AI時代の新・ベーシックインカム論』(光文社新書)、『純粋機械化経済』(日本経済新聞出版)、『MMT』(講談社)など。

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小野盛司
日本経済復活の会会長、日本ベーシックインカム学会理事。1974年東大大学院博士課程卒、理学博士。1974年ー1984年カリフォルニア大学、パリ大学、CERN等にて、素粒子論の研究と教育を行う。1984年に帰国し、東大理学部に属しながら東大英数理教室を設立、2018年まで代表取締役。著書に『人間の行動と進化論』(東大英数理教室)、『政府貨幣発行で日本経済が甦る』、『これでいける日本経済復活論』、『ロボット・ウィズ・アス』、『日本はここまで貧乏になった』、『お金がなければ刷りなさい』(ともにナビ出版)、『「資本主義」から「解放主義へ」』(創英社/三省堂書店)など。

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