ビーフ巡査部長のための事件

著者名

レオ・ブルース 著 , 小林晋

判型

文庫判

定価

1100円(本体1000円+税)

発売日

2021/02/02

ISBN

9784594087128

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この本の内容

『三人の名探偵のための事件』『死の扉』の英国黄金期本格の巨匠、待望の第6長篇登場。

「動機なき芸術殺人」の謎に名探偵ビーフが挑む!森で発見された死体と、1年前の殺人計画手記。錯綜する証拠から導かれる意想外の真相とは?


ケント州の「死者の森」で、頭部を銃で撃たれた死体が発見される。地元警察が自殺として処理するつもりだと考えた被害者の妹は、警察を退職して私立探偵を始めたビーフに事件の再調査を依頼する。一方、その一年前、ウェリントン・チックルは一冊の日誌を書き始めた。「私は殺人を実行する決心をした。……そして、ここが肝要な点なのだが、――私には動機がないのだ」『野獣死すべし』ばりの構成の妙とフェアプレイの精神で読者を魅了する、英国本格の精華がここに登場!(解説・三門優佑)

著者プロフィール

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小林晋
1957年、東京生まれ。 アーサー『ガラスの橋』、エルベール&ウジェーヌ『禁じられた館』、ブルース『レオ・ブルース短編全集』『ビーフ巡査部長のための事件』『三人の名探偵のための事件』、レジューン『ミスター・ディアボロ』、ダニエル『ケンブリッジ大学の殺人』(以上、扶桑社海外文庫)、ブランチ『死体狂躁曲』、ブルース『ロープとリングの事件』、ハイランド『国会議事堂の死体』(以上、国書刊行会)、ダンセイニ『二壜の調味料(』早川書房)、ブルース『死の扉』(創元推理文庫)、コックス『プリーストリー氏の問題』(晶文社)ほか、クラシック・ミステリーを中心に訳書多数。

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