戦うことは「悪」ですか
サムライが消えた武士道の国で、いま私たちがなすべきこと

著者名

葛城奈海

判型

四六判

定価

1540円(本体1400円+税)

発売日

2021/06/02

ISBN

9784594088002

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ためし読み!

この本の内容

戦ってでも守りたいものは、ないのですか?
尖閣諸島海域渡航15回など、現場体験をもとに発信!日本の心を未来に伝えるために。

神道には、「和魂」「荒魂」という言葉がある。一見相反する魂のようだが、「和を守るための武」ということで、それが表裏一体となったものこそが「大和魂」なのではないか。

戦後日本は「いざとなったら戦ってでも国を守る」という荒魂、つまり「武の精神」をあまりに忘れてはいまいか。平和を守るためには、最終的には命を賭してでも戦う覚悟が必要だ。その覚悟を持った人間を美しいと感じるのが、日本の美学であったろう。こうした価値観に裏打ちされた君民一体の国柄が日本の力の源であったのだ。


取り戻すべきものは何か
◎3.5mの荒波を11時間、尖閣海域渡航15回で見た現実
◎拉致被害者役になって実感したこと
◎予備自衛官補になって驚いたこと
◎部下を死地へ送る自衛官は何を感じたのか
◎米作りを通して実感した国を守るということの本質
◎「柱」の主は誰か? 宮大工の棟梁が教えてくれたこと
◎日本版SDGs 「常若(とこわか)」の思想を世界へ
◎古事記の時代から続く日本人の捕鯨とその文化とは 他

著者プロフィール

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葛城奈海
ジャーナリスト・俳優。防人と歩む会会長。やおよろずの森代表。東京大学農学部卒業後、自然環境問題・安全保障問題に取り組み、森づくり、米づくり、漁業活動等の現場体験をもとにメッセージを発信。TBSラジオ『ちょっと森林のはなし』森の案内人(2008年~2011年)。2011年から尖閣諸島海域に漁船で15回渡り、現場の実態をレポート。防衛省オピニオンリーダー。予備3等陸曹。予備役ブルーリボンの会幹事長。北朝鮮向け短波放送「しおかぜ」でアナウンスを担当。日本文化チャンネル桜『Front Japan桜』レギュラー出演中。産経新聞『直球&曲球』連載中。共著に『国防女子が行く』(ビジネス社)、『大東亜戦争 失われた真実』(ハート出版)、解説書に『[復刻版]初等科国語 [中学年版]』(ハート出版)がある。

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