抑止
「基本」なのに理解されていない考え

著者名

福山隆

判型

四六判

定価

2200円(本体2000円+税)

発売日

2021/06/02

ISBN

9784594088125

ジャンル

シリーズ

関連タグ

ためし読みアリ

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
 
ためし読み!

この本の内容

政治や安全保障の分野で頻出する『抑止』という言葉。

よく見るが、これほど理解が曖昧な言葉はない。
「核の抑止力」「平和と安全のための抑止力の強化」「ジェノサイドの発生抑止」「日米同盟の抑止力の強化」……連日新聞紙上を賑わす『抑止』。使用頻度の較べてその言葉の理解は、残念ながら浅いのではないだろうか? 本書は安全保障の最前線で活躍した元陸将が、まず『抑止』の概念を説き、その成功例と失敗例を史実から検証していく。読了すれば新聞国際面の見え方が変わってこよう。

著者プロフィール

NoImage

福山隆
陸上自衛隊元陸将。1947(昭和22)年、長崎県生まれ。防衛大学校卒業後、陸上自衛隊に入隊。1990(平成2)年、外務省に出向。 その後、大韓民国防衛駐在官として朝鮮半島のインテリジェンスに関わる。1993年、連隊長として地下鉄サリン事件の除染作戦 を指揮。九州補給処処長時には九州の防衛を担当する西部方面隊の兵站を担った。その後、西部方面総監部幕僚長・陸将で2005 年に退官。ハーバード大学アジアセンター上級研究員を経て、現在は執筆・講演活動を続けている。著書に『防衛駐在官という任務』『米中経済戦争』(ともに、ワニブックス【PLUS】新書)『兵站』(扶桑社)など。

シリーズ一覧

ページの先頭へ