ベイジルの戦争

著者名

スティーヴン・ハンター 著 , 公手成幸

判型

文庫判

定価

1155円(本体1050円+税)

発売日

2021/08/03

ISBN

9784594088224

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この本の内容

巨匠ハンターが描く傑作エスピオナージュ 

ナチス占領下のパリで幻の写本を追う
英国人エージェント、ベイジルの活躍! 
虚々実々の諜報戦。敵中突破の秘策とは――?


第二次世界大戦を舞台とする傑出したスパイ・スリラー。
ベイジル・セントフローリアンは、かの時代のジェームズ・ボンドだ。
――ネルソン・デミル

歴史のディテールに細心の注意を払った、巧妙で魅惑的な物語。
――ランシング・ステート・ジャーナル紙


ベイジル・セントフローリアン。英国陸軍
特殊作戦執行部所属。無類の酒好き、女好
き。だが任務に当たらせれば並ぶ者のない
凄腕のエージェントだ。その日も女優と逢
瀬を楽しんでいたベイジルは急遽招集され、
ナチス支配下に置かれたパリへの潜入命令
を受ける。任務は、とある暗号が秘められ
た聖職者の写本を複写すること。それは、
暗号解析の責任者アラン・チューリングが、
対独情報戦の要と捉えているものだった。
巨匠ハンターの筆が冴えわたる、戦時スパ
イ・スリラーの傑作!(解説・寶村信二)

著者プロフィール

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スティーヴン・ハンター
1946年ミズーリ州カンザスシティ生まれ。68年ノースウェスタン大学卒業。71年ボルティモアサン紙に入社、書評担当などを経て映画批評担当になる。96年ワシントンポスト紙に転じ、映画批評部門のチーフとなる。2003年ピューリッツアー賞(批評部門)を受賞。現在もスワガー・シリーズを執筆中。

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公手成幸
英米文学翻訳者。主な訳書に、ハンター『ダーティホワイトボーイズ』『ブラックライト』『狩りのとき』『悪徳の都』『最も危険な場所』『ハバナの男たち』『四十七人目の男』『黄昏の狙撃手』『蘇るスナイパー』『デッド・ゼロ 一撃必殺』(以上、扶桑社ミステリー)、スウィアジンスキー『解雇手当』、スティール『傭兵チーム、極寒の地へ』、ヤング『脱出山脈』(以上、ハヤカワ文庫)、デイヴィッド『時限捜査』(創元推理文庫)がある。

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