日本一笑顔になれるお葬式 大切な人が亡くなる前に知っておきたい葬儀の本当のハナシ

著者名

是枝嗣人

判型

四六判

定価

1540円(本体1400円+税)

発売日

2021/08/30

ISBN

9784594088248

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この本の内容

「原稿を読んで、『自分に何かあったら是枝さんに頼んでね』と家族に伝えました」(担当編集者)

■街の葬儀屋さんが教える「心がスーッと楽になる」お葬式の作り方

真っ赤なバラで祭壇を飾ったり、棺の中にお酒をなみなみと注いだり、バイクのエンジン音で出棺したり…etc。誰もが思い描く「お葬式の常識」とはちょっと違う、オリジナリティ溢れるお葬式をプロデュースする「街の葬儀屋さん」があります。

葬儀社「小金井祭典」。こだわりのお葬式を手がける同社には、お葬式を控えた遺族だけでなく、なぜか元気な人までお葬式の相談にやってきます。

「僕が死んだら、こんなお葬式をしてくれませんか?」
「旦那が亡くなったらこんなお葬式をしてあげたくて」

そんなリクエストに応えるべく、「葬儀業界の異端児」が作り上げる、おもいっきり泣いた後に“笑顔になれる”お葬式とは?

■お葬式は「大切な人がいない世界」の出発点

本書では、実はみんな知らない「お葬式の本当のハナシ」をわかりやすく解説しています。

・お葬式の後に後悔しないための準備とは?
・ネットの格安葬儀には「落とし穴」がある?
・お葬式で「泣ける人」と「泣けない人」との違いって何?
・お葬式での余計な出費を避けるための方法とは?
・亡くなった後にトラブルにならないための終活のコツは?

お葬式にまつわる専門知識から、大切な人を「みおくる」という行為の本質まで、専門家の目線で余すところなく解説しています。

現在はスマホ一つで葬儀社が選べる時代です。便利になる反面、「昔から大切にされてきたお葬式の本質が失われつつある」と、著者の是枝さんは危惧しています。

そもそも、どうしてお葬式をあげるのか? 
どうやったらちゃんと死別という悲しみと向き合えるのか? 

本書を読めば、大切な人が亡くなった後にどうやって“心の隙間”と向き合えばいいのか……わかってくるかもしれません。お葬式を通して、「悲しみとの正しい向き合い方」を教えてくれる一冊です。

著者プロフィール

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是枝嗣人
1979年、東京都出身。立正大学仏教学部仏教学科卒業。学生時代から葬祭業に携わり始め、2007年に「小金井祭典株式会社」を設立。以来、当事者の気持ちに寄り添いながら数々の「唯一無二のお葬式」をコーディネートして東京都内にとどまらず他県からの依頼にも応えてきた。また、葬儀社を営みながら東京大学の市民後見人講座に通い、グリーフケア・サポートの専門家としても活動を開始。2010年には世田谷区に家族葬専門葬儀社「株式会社クローバー」、2019年にはおひとりさまや福祉葬儀に対応する「株式会社葬送支援」と「クローバーグループ」を創る。2011年からは小金井市に「ちょっと訊ける場所 めぐる」というサロンを設立。地域住民にとって、お葬式のみならずグリーフサポートや街のお困りごとなどなんでも相談できるライフサポートの場になっている。伝統的な葬儀の良さを踏襲しつつ、大切な人を亡くした方の哀しみを癒す作業(グリーフワーク)を実践する場としての“おみおくり”を提案し続けている。

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