1日1話、偉人・名言に学ぶ
大人の教養33

著者名

齋藤孝

判型

文庫判

定価

935円(本体850円+税)

発売日

2022/03/02

ISBN

9784594090630

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この本の内容

1日1話、毎日10分、たった1か月で、物事の見方、考え方がグンと深まる!
「やりたくない仕事との向き合い方」「個性の伸ばし方」から「お酒を嗜むコツ」「覚悟の定め方」まで、明日の思考や行動に活かせる33 話!

「教養」を身につける最も手軽な方法は、長い年月を経てもなお、今に伝わっている「古典」を読むことである。ブレない精神の柱としての教養が身につくと、目の前の出来事に一喜一憂せず、時代の風にもびくともしなくなる。
新紙幣の偉人・北里柴三郎、津田梅子、渋沢栄一をはじめ、ゲーテや福沢諭吉、西郷隆盛など、古今東西の名文を、テレビでもおなじみ齋藤孝先生が紹介する大人のための教養本。

第1章 「仕事」に悩んだら読む7話
自分の学んだものを日本の婦人にも頒ちたい――津田梅子/つまらぬ仕事だと軽蔑して、力を入れぬ人――渋沢栄一/不平をおこすくらいならサラリーマンを廃業して独立するがいい――高橋是清 など
第2章 「自分」を見つめなおす5話
無暗に片仮名を並べて人に吹聴して得意がった男――夏目漱石/世の人はつねに独創ということを言うが――ゲーテ/酒は天の美禄なり――貝原益軒 など
第3章 「人間関係」について考える6話
私が一身にかけて御引受けします――西郷隆盛と勝海舟/人は城、人は石垣、人は堀――武田信玄 など
第4章 「感謝」の気持ちが生まれる5話
孝行は親がさしてくれて、初めて子ができるもの――渋沢栄一/自分の師を物を教へる機械か何かの様に心得て居る――北里柴三郎 など
第5章 日本と故郷について考える6話
震災――永井荷風/名もなき人の手に亡われたまわんより――新渡戸稲造/どんな国でも誇るに足るものをたくさんもっている――カーネギー など
第6章 「覚悟」が定まる4話
留め置かまし大和魂――吉田松陰/人生が何をわれわれから期待しているか――フランクル など

※本書は2019年10月に発行した『大人のための道徳教科書』(育鵬社)を改題して再編集したものです。

著者プロフィール

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齋藤孝
明治大学文学部教授。昭和35(1960)年静岡県生まれ。東京大学法学部卒業。同大大学院教育学研究科博士課程等を経て現職。専門は教育学、身体論、コミュニケーション論。著書に『身体感覚を取り戻す』(NHKブックス)、『声に出して読みたい日本語』(草思社)、『マンガで身につく大人の語彙力』『思考の持久力』(以上、扶桑社)、『大人の道徳』(扶桑社新書)、『1日1話、偉人・名言に学ぶ大人の教養33』(扶桑社文庫)、訳書に『現代語訳 論語』(ちくま新書)など多数。

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