墓から蘇った男(上)

著者名

ラーシュ・ケプレル 著 , 品川亮

判型

文庫判

定価

1155円(本体1050円+税)

発売日

2022/03/02

ISBN

9784594090715

ジャンル

シリーズ

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この本の内容

世界1500万部超!
血の呪縛に絡まる
死んだ男の冷凍庫にあった頭蓋骨。
これはヨーナへのメッセージか?

オスロの集合住宅の住民から悪臭の苦情が寄せられ、警官が向かった先には、腐敗が進行し、腹部を膨張させ両足の開いた男の死体があった。一地方警察官として勤務し、数週間後に警察庁の警部に復職することになっているヨーナのもとに、色を失った監察医ノーレンが訪れる。死んだ男の冷凍庫には多数の切断された人体のパーツがあり、その中に亡くなったヨーナの妻スンマの頭蓋骨があったというのだ。スンマの墓が荒らされたことにショックを受けるヨーナは、かつて対峙した怪物の狂気に満ちた記憶を蘇らせる……。

著者プロフィール

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ラーシュ・ケプレル
アレクサンドラ・コエーリョ・アンドリルとアレクサンデル・アンドリルの作家夫婦が共作するときのペンネーム。国際的なベストセラーとなったヨーナ・リンナシリーズは、40以上の言語に翻訳され、1500万部以上も売れている。アンドリル夫妻は、ラーシュ・ケプレルのペンネームで執筆する以前も、それぞれが単独で書いた作品が出版され高い評価を受けている。3人の娘とスウェーデンのストックホルムに在住。

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品川亮
月刊誌『STUDIO VOICE』元編集長、現在フリーランスとして執筆・翻訳・編集を手がける。著書に『366日 文学の名言』(共著)、『366日 映画の名言』(共に三才ブックス)、『美しい純喫茶の写真集』(パイインターナショナル)、『〈帰国子女〉という日本人』(彩流社)など、訳書に『墓から蘇った男』『鏡の男』(共に扶桑社)、『アントピア』(共和国)、『スティーグ・ラーソン最後の事件』(共訳)、『アウシュヴィッツを描いた少年』(共にハーパーコリンズ・ジャパン)がある。

シリーズ一覧

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