弁護士サマンサ・ブリンクマン 宿命の法廷(上)

著者名

マーシャ・クラーク 著 , 髙山祥子

判型

文庫判

定価

1320円(本体1200円+税)

発売日

2023/03/28

ISBN

9784594090890

ジャンル

シリーズ

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この本の内容

悪徳渦巻くロサンゼルスで

彼女は犯罪者のために戦う!

女性弁護士の激闘を描くリーガル・サスペンス



「マーシャ・クラークが法廷や殺人ミステリーに精通しているのは当然だ――そのうえで、彼女はすばらしい作家であり、ストーリーテラーだ」ジェイムズ・パタースン

「LAの元検事による、トップクラスの謎解きミステリー……驚愕の展開と衝撃のシーンを散りばめる稀有な作家である」パブリッシャーズ・ウィークリイ誌(特選)



サマンサ・ブリンクマンは、苦難の道を切りひらき、ハリウッドの近くに法律事務所をかまえる少壮の弁護士だ。

だが、その内実は火の車。依頼人は犯罪多発地区の懲りない面々ばかりで、報酬は安定せず、車の修理費にも事欠くありさま。今夜も、まともな法律家ならことわりそうなケーブルテレビの番組に出演したのはいいが、帰りの街角で強盗に遭遇、生命の危機に直面する。そんな場所が彼女のフィールドなのだ。

さて、メディアはいま、女優とルームメイトが殺害された事件で持ちきりだったが……

著者プロフィール

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マーシャ・クラーク
米国カリフォルニア州生まれ。公選弁護人として経験を積んだ後、ロサンゼルス郡の検察局に入る。1995年に元フットボール選手で俳優のO・J・シンプソンが殺人容疑で逮捕された事件の主任検事となり、注目を浴びる。のちに検事局を退職し、さまざまなメディアに出演する。2011年に小説家デビュー。16年に本書を発表し、シリーズは4作を数える。

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髙山祥子
東京生まれ。成城大学文芸学部卒。出版社勤務後、英米文学翻訳家。主訳書:M・A・ロースン『奪還』(扶桑社海外文庫)、ハワード『56日間』(新潮文庫)、ソログッド『マーロー殺人クラブ』(アストラハウス)、クリントン『WHAT HAPPENED 何が起きたのか?』(集英社)他、多数。

シリーズ一覧

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