人生の疲れについて

著者名

曽野綾子

判型

新書判

定価

968円(本体880円+税)

発売日

2022/04/28

ISBN

9784594091651

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この本の内容

<90歳、苦労を喜びに変質させる知恵>

私は何でもすぐ
「そんなことでは、人は死なない」
と言うのが癖になった。

「しょうがないのよねえ」とぼやけばいい
私がいつも確かめたいのは、凡庸な人生の折り返し点だ。それより先に進んだら、崖から落ちるというラインの手前で、私たちはくるりと踵を返さねばならない。それを囁いてくれるのが、私の場合「さまざまな疲れ」だった。――「まえがき」より

【目次】
1 誰の人生も欠け茶碗
2「手抜き、ずる、怠け」の効用
3「いい加減」にやっていい
4 自分にも他人にも寛大でいい
5 やたらに欲しがらない
6 人が落ちこむ理由
7 生き方は比べられない
8 諦めれば人生は気楽
9 幸福と不幸の差

著者プロフィール

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曽野綾子
1931年9月、東京生まれ。聖心女子大学卒。幼少時より、カトリック教育を受ける。1953年、作家三浦朱門氏と結婚。小説『燃えさかる薪』『無名碑』『神の汚れた手』『極北の光』『哀歌』『二月三十日』、エッセイ『自分の始末』『自分の財産』『揺れる大地に立って』『親の計らい』(扶桑社刊)『老いの才覚』『人間の基本』『人間にとって成熟とは何か』『人間の愚かさについて』など著書多数。

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