弁護士サマンサ・ブリンクマン 宿命の法廷(下)

著者名

マーシャ・クラーク 著 , 髙山祥子

判型

文庫判

定価

1320円(本体1200円+税)

発売日

2023/03/28

ISBN

9784594092108

ジャンル

シリーズ

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この本の内容

女優とモデルの二重殺人

裁判は運命をかけた展開へ

全米が注目した検察官が、ベストセラー作家へ転身!

ジェイムズ・エルロイ、ジェイムズ・パタースンが絶賛する俊英登場



「攻撃的な女性弁護士、不屈の刑事、リアルで愛すべき悪人たち、そして予測不能なスピードと展開……O・J・シンプソン裁判の検察官だったマーシャ・クラークは、著名人の裁判や加熱するメディア、法廷に詰めかける群衆や警察内部の動きなどを熟知している。読者は次々明かされる新事実に驚きながら、一気に最終ページまで導かれるだろう」AP通信



注目の事件を担当すれば、名前が売れて、事務所の経営も軌道に乗るだろうが、サマンサはその気になれない。ところが、事件の容疑者から弁護の依頼がもたらされる。彼は地元の刑事で、捜査をつうじて被害者と知りあい、つきあっていたという。警察関係者が殺人事件の容疑者になるという特異な裁判。それはサマンサ自身の人生を変える、驚くべき展開を見せる――O・J・シンプソン事件の元検察官がベストセラー作家に転身! 女性弁護士の戦いを描くリーガル・サスペンス。〈解説・温水ゆかり〉

著者プロフィール

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マーシャ・クラーク
米国カリフォルニア州生まれ。公選弁護人として経験を積んだ後、ロサンゼルス郡の検察局に入る。1995年に元フットボール選手で俳優のO・J・シンプソンが殺人容疑で逮捕された事件の主任検事となり、注目を浴びる。のちに検事局を退職し、さまざまなメディアに出演する。2011年に小説家デビュー。16年に本書を発表し、シリーズは4作を数える。

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髙山祥子
東京生まれ。成城大学文芸学部卒。出版社勤務後、英米文学翻訳家。主訳書:M・A・ロースン『奪還』(扶桑社海外文庫)、ハワード『56日間』(新潮文庫)、ソログッド『マーロー殺人クラブ』(アストラハウス)、クリントン『WHAT HAPPENED 何が起きたのか?』(集英社)他、多数。

シリーズ一覧

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