専門家の大罪
-ウソの情報が蔓延する日本の病巣-

著者名

池田清彦

判型

新書判

定価

902円(本体820円+税)

発売日

2022/09/02

ISBN

9784594092580

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この本の内容

新型コロナワクチンの深い闇、地球温暖化・脱炭素の欺瞞、
病気をつくりだす医者、権力に迎合する科学者――
「国民を愚弄するのはもうやめろ!」
『ホンマでっか!? TV』でもおなじみの
“生物学の専門家”池田清彦が、専門家のねつ造・虚言を喝破する!
知の巨人による、真相を見極める知恵と教養

コロナ禍の感染症対策で、「専門家」の言葉がかつてないほど注目を集め、
日本は振り回された。多くの専門家は当初、マスクは有効ではないと発言。
感染経路も、最初の頃は飛沫感染と接触感染が主で空気感染はないと
言っていた。かように専門家はしばしば間違え、それを訂正することなく
知らんぷりを決め込むことが多い。
研究するには金がかかる。その金を工面するために、
専門家は行政や企業の顔色をうかがう。
そのため、カネの絡む分野では、行政や企業と癒着しやすく、
スポークスマンとして使われやすい。
同時に、行政や企業の意向に反する研究成果はメディアに
取り上げられないことが多い。
つまり、その発言は時の政権やメディアの意向を反映するべく
“つまみ食い”され、「専門家」は自分たちの意見を主張する際の
権威付けとして利用されている側面が多分にあるのだ。
「専門家のウソ」に振り回されてバカを見ないための
情報リテラシー入門として最適の一冊。
真実を語ろうとしない専門家に存在価値なし!

●ねつ造してでも使いたい「専門家の言葉」
●アリバイづくりのための審議会や有識者会議
●専門家が否定しない地球温暖化とCO2の不都合な関係
●地動説もメンデルの法則も「異端」から生まれた
●看過できない「高血圧」のウソっぱち
●降圧剤を飲み続けたほうが死亡リスクは高まる!?
●ワクチン接種の重要データを開示しない厚労省の本音
●多様性なき日本の教育システムの悲惨な末路

著者プロフィール

NoImage

池田清彦
1947年、東京都生まれ。生物学者。東京教育大学理学部生物学科卒、東京都立大学大学院理学研究科博士課程生物学専攻単位取得満期退学、理学博士。山梨大学教育人間科学部教授、早稲田大学国際教養学部教授を経て、現在、早稲田大学名誉教授、山梨大学名誉教授。高尾599ミュージアムの名誉館長。生物学分野のほか、科学哲学、環境問題、生き方論など、幅広い分野に関する著書がある。フジテレビ系『ホンマでっか!?TV』などテレビ、新聞、雑誌などでも活躍中。著書に『騙されない老後』『平等バカ』『専門家の大罪』(ともに扶桑社新書)、『SDGsの大嘘』『バカの災厄』(ともに宝島社新書)、『病院に行かない生き方』(PHP新書)、『年寄りは本気だ:はみ出し日本論』(共著、新潮選書)など多数。また、『まぐまぐ』でメルマガ『池田清彦のやせ我慢日記』(http://www.mag2.com/m0001657188)を月2回、第2・第4金曜日に配信中。

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