最高の睡眠は腸活で手に入る

著者名

辨野義己

判型

四六判

定価

1760円(本体1600円+税)

発売日

2022/12/2

ISBN

9784594093242

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この本の内容

腸内環境を整えると、よく眠れて
翌朝の目覚め方がまったく違う!
「ウンチ博士」でおなじみの著者が
2万人の調査から発見した腸活の新習慣

ステイホーム、リモートワーク、行動自粛、マスク生活……。
このような毎日で、体のバイオリズムが狂ってしまった人がたくさんいます。
そして、そのまま眠れない日々を過ごしてはいませんか。

睡眠の質を左右するものは、何なのか……?

そんな睡眠について、最新研究によって解明されたことがあります。
睡眠は脳やホルモン、神経との関連を指摘されることが多いのですが、
それ以上に深いところでかかわり合っているのが、腸なのです。
この事実が明らかになった今、
眠りを制するために必要なことは、腸を制することのみ。
そう、最高の睡眠は“腸活”で手に入れることができるのです!

【目次】
INTRODUCTION
腸の健康度からみる睡眠チェック

PART1 眠れない原因は「腸」にあった
眠れないのは「お腹の具合」が悪いせい?
眠りにも影響する「腸」の大事な役割
「週末トイレ症候群」「各駅停車症候群」が続出中
ストレスは腸にも睡眠にも大敵
幸せホルモンの8割は腸でつくられる
心の安定と腸との深い関係
間違った健康法が腸へのダメージのもと
食っちゃ寝がよくないワケ
寝酒では眠れない理由にも腸が関係
出ない、眠れないのは腸の老化サイン
腸内環境がいいと、眠れる体に大変身

腸活コラム1「睡眠導入薬でウンチが出ない……」薬と便秘のビミョウな関係

PART2 眠りやメンタルにも影響する「腸内細菌」
腸内細菌は性格や行動をも支配する
「メンタル」にかかわる腸の多様性
過敏な腸が引き起こす症状
目覚めさせたい腸内の「長寿菌」
長寿者は〝腸〟能力者だった?
日本人の腸内細菌のパターンがわかった
微生物発見の歴史から最先端研究まで

腸活コラム2腸活に真剣に取り組むために 自分の腸内細菌を知る方法

PART3 不眠だけじゃない! 万病の根源は「腸」にあり
大腸が病気の発生源になる!?
腸内環境が悪いと肥満になりやすい
発がんにもがん促進にも影響する腸内環境
感染症との闘いも腸にかかっている
「花粉症」や「アレルギー」は免疫の暴走
糖尿病にも腸内細菌の影響がある
認知症やパーキンソン病と腸のつながり
病気になりにくい腸内のバランス

腸活コラム3新型コロナウイルス対策と「衛生仮説」のジレンマ

PART4 最高の睡眠をもたらす「腸活食」
1杯の白湯で腸に目覚めを
朝食が腸を活動モードにする
食物繊維は「水溶性2 :不溶性3」で
玄米やライ麦パンで食物繊維を補給
生なら両手、加熱なら片手にのる量の野菜を
緑黄色野菜で血管も守る
腸が喜ぶネバネバ食材のチカラ
「海藻」の食物繊維もしっかり
肉を食べるなら3倍の野菜を一緒に
ヨーグルトや乳酸菌飲料は腸の応援団
間食も食物繊維にこだわって
「高濃度カカオ」で長寿菌が元気に
理想のタンパク質食材は「豆類」
「高濃度カカオ」で長寿菌が元気に
発酵食品は腸活のパートナー
善玉菌×食物繊維=シンバイオティクス
辨野(べんの)式ヨーグルトスムージーを公開
発酵パワーが倍増する食べ合わせ
最高の睡眠のためにとりたい食材
便秘を解消するオリーブオイル
脂肪酸はオメガ3を積極的に
緑茶がビフィズス菌を増やす
コンビニ食だって腸活できる
安眠をもたらすハーブティー
うま味成分の合わせだしで腸も喜ぶ

腸活コラム4「トクホ認定」マークは国の太鼓判

PART5 腸を幸せホルモンで満たして眠るためのルーティン
トイレで体からの“お便り”チェック
決まった時間に起床し就寝する
光を浴びて9000歩のウオーキングを
よくかんで食べれは腸が喜ぶ
腸腰筋を鍛えられるスクワット
腸にも効く就寝前のストレッチ
心にも腸にも効く「丹田(たんでん)呼吸」
「腸もみ半身浴」でリラックス
快眠&便秘解消のツボ
寝る前はスマホのモニターを見ない
笑顔で過ごしてストレスケア
病気の可能性を感じたら早めに対応

著者プロフィール

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辨野義己
一般財団法人「辨野腸内フローラ研究所」理事長、国立研究開発法人理化学研究所名誉研究員、十文字学園女子大学客員教授、日本微生物資源学会名誉会員。 1948年、大阪府生まれ。酪農学園大学獣医学部卒業。東京農工大学大学院獣医学専攻科を経て、理化学研究所に入所。2009年、同所バイオリソースセンター微生物材料開発室室長を経て同所科技ハブ産連本部辨野特別研究室特別招聘研究員。2021年3月末退職後、現在に至る。1982年、東京大学農学博士学位授与。半世紀にわたって腸内細菌の分類と生態に関する研究を続けている。主な著書に『ウイルスに負けない!腸を元気にする新常識』(宝島社)、『健康寿命は腸内細菌が決める』(集英社インターナショナル新書)、『長寿菌まで育てる最高の腸活』(宝島社)など多数。

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