90歳の幸福論

著者名

和田秀樹

判型

新書判

定価

968円(本体880円+税)

発売日

2023/03/01

ISBN

9784594093891

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この本の内容

50万部超の大ベストセラー『80歳の壁』著者の最新作!
92歳の母を持つ高齢者医療の医師がいまいちばん伝えたいこと
「壁」の先にある人生最後の“ごほうび”の時間!
【健康】【お金】【生活習慣】【介護】
人生100年時代、気楽に「老い」を楽しむコツ
(目次)
▼第1章 幸せなお年寄りの条件
・年寄りが不幸だなんて、誰が言った  
・認知症への大きな誤解とは?  
・老いれば見栄や嫉妬から解放される!  
・「高齢者になるのは怖い」という誤解が広まったワケ  
・老いは人と比べられない  
・要介護を避けたければ「フレイルサイクル」に陥るな  
・高齢者に大切なのは「これがしたい」という意欲 
・前頭葉を刺激し続けて活性化させよう!  
・老後こそ脳や体に刺激を与えるべき  
・愛されるお年寄りと愛されないお年寄りの壁  
・常識に囚われすぎると窮屈な老後に  
・完璧主義だと老け込みやすくなる……

▼第2章 他人や道具を頼って第2の人生を楽しむ!
・日本の高齢者は他人に頼らなさすぎる!  
・道具で行動のハードルを下げよう  
・補聴器で認知症の入り口を遠ざける  
・「年寄り扱いされたくない」が一生のケガに……  
・2回骨折しても歩ける92歳の母  
・高齢者こそ情報発信をしてほしい!  
・「人の力を借りる」ことが「老い」の解決策  
・ 助けてもらう下地をつくっておく 
・「一足先にお世話になるね」の精神  
・デイサービスも徹底的に利用しよう
・なぜ家族に介護をさせないほうがいいのか?  
・「できること」を喜ぶ  

▼第3章 医者を信じすぎず健康な高齢者に
・医者の言葉を信じる必要はない!
・「個人差」が無視される現代医学  
・欧米の健康法をそのまま導入する日本の医師  
・健康診断の数値は信じなくていい  
・なぜ医者はたくさんの薬を処方するのか?  
・人によって薬の適正量は違う  
・90 代は認知症が多数派
・「認知症=人生の終わり」ではない  
・「きんさんぎんさん」のように幸せなお年寄りに  
・見逃されがちな「高齢者のうつ病」  
・「がん」は誰にでも起こりえる  
・実験台が嫌なら大学病院に行くな  
・自分が生きてきた人生を信じよう!  

▼第4章 老後のお金を心配しすぎていませんか?
・歳を重ねるほどお金はいらなくなる  
・元気なうちにお金を使いまくろう!  
・「終活」をおすすめしない理由とは?  
・子どもに財産を残してもケンカになるだけ  
・「自分は役に立たない」と思わなくていい  
・消費する高齢者こそ、日本経済を救う  
・介護に必要な金額とは?  
・介護保険は申請が必要  
・「老人ホームに入れないのでは」と心配する必要はない  
・収入があっても生活保護は受給できる  
・生活保護は恥ずかしくない!
・理想的だった祖母の葬式
・本当の終活とは?  
・可能な限り、働くという選択肢もある 

▼第5章 “ごほうび”の時間を最大限満喫する生活習慣
・高齢者こそ栄養価が高いものを食べるべき  
・コレステロール値を上げるべき医学的な理由  
・「自炊しなければいけない」に縛られるな  
・「脳トレ」よりもアウトプット!  
・日の光でセロトニンを増やす  
・カラオケで幸せな老後をつくる  
・メモの習慣で認知症を予防  
・若い異性との接点をつくろう  
・「若づくり」はできるだけしたほうがいい  
・毎日の変化が老化を防ぐ第一歩  
・「笑顔」と「謙虚さ」で愛されるお年寄りに  
・「都合のよいお年寄り」にならない!  

60歳以上の高齢者や90代の親を持つ人は必読!

著者プロフィール

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和田秀樹
1960年、大阪府生まれ。東京大学医学部卒業。精神科医。 東京大学医学部附属病院精神神経科助手、米国カール・メニンガー精神医学校国際フェローを経て、 現在、和田秀樹こころと体のクリニック院長。 高齢者専門の精神科医として、30年以上にわたって高齢者医療の現場に携わっている。 ベストセラー『80歳の壁』(幻冬舎)、『70歳が老化の分かれ道』(詩想社新書)など著書多数。

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