神は俺たちの隣に

著者名

ウィル・カーヴァー 著 , 佐々木紀子

判型

文庫判

定価

1485円(本体1350円+税)

発売日

2023/09/27

ISBN

9784594094072

ジャンル

シリーズ

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ためし読み! 

この本の内容

クリス・ウィタカー絶賛!(『われら闇より天を見る』著者)
「途方もなくユニークで、スタイリッシュで、腹黒くて、心に響く」

イギリスが放つサスペンスの鬼才
ウィル・カーヴァーがついに初登場。

ロンドンの地下鉄でひとり自問を続けるテロリスト。
私は神か? 俺は死んだのか? この電車を爆破するのか?
挑発的な筆致で描かれる奇想天外サスペンス!

ロンドン地下鉄サークル線で来る日も来る日も爆破のタイミングを待つ自爆テロリスト(?)は、自問への答えを待ちつづけていた。私は神か? 俺は死んだのか? この電車を爆破するのか? そこに乗り合わせるのは5人の男女。人生に幻滅していた看護師、健脚を失ったアスリート、脚本家志望の男、自殺を試みた老人、脳腫瘍の疑いを抱えた多重人格者……別々の人生が一つの車両で交錯したとき、運命は彼らになにをもたらすのか?

この結末、予測不能。

犯罪小説界でも最高に抗しがたい独創的な魅力を持つ一人
――アレックス・ノース(『囁き男』)

今年出版されたなかでもっとも斬新な犯罪小説
――インディペンデント紙

著者プロフィール

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ウィル・カーヴァー
イギリスでいまカルト的注目を集めるベストセラー作家。ウィンチェスター大学で演劇とTVメディアを専攻。2009年、ジャニュアリー・デイヴィッド警部補シリーズの第一作『Girl 4』で作家デビュー。2018年に上梓したペース巡査部長シリーズ第一作『Good Samaritans』はアマゾン読者インデベンデント・ヴォイス賞や「非・ブッカー賞」などにノミネートされ、人気を博した。以後、フィットネスと栄養に関わるビジネスを経営しつつ、精力的に創作を続けている。家族とイギリス南部のレディングに在住。 〈ウィル・カーヴァーの作品リスト〉 ★ジャニュアリー・デイヴィッド警部補シリーズ Girl 4 (2011) The Two (2011) The Killer Inside (2013) (短編集) Dead Set (2013) ★ペース巡査部長シリーズ Good Samaritans (2018) Nothing Important Happened Today (2019) Hinton Hollow Death Trip (2020) Psychopaths Anonymous (2021) ★その他の単発作品 The Beresford (2021) 『神は俺たちの隣に』The Daves Next Door (2022) (佐々木紀子訳) Suicide Thursday (2022)

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佐々木紀子
北海道生まれ。東京外国語大学ロシア語科卒業。イギリス在住。 科学・医療のノンフィクションからビジュアル図鑑、サスペンス・ロマンス小説まで幅広いジャンルで活躍。 訳書に『007 デヴィル・メイ・ケア』『OVERVIEW 宇宙から見たちっぽけな地球のすごい景色』、『医学の歴史 大図鑑』(共訳)、『バレエ大図鑑』(共訳)、『瞳の奥に』、『千年の歓喜と悲哀 アイ・ウェイウェイ自伝』などがある。 趣味はロンドンの美術館・博物館めぐり。

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