弱者の勝ち方

著者名

織田 幸寿

判型

四六判

定価

1650円(本体1500円+税)

発売日

2023/01/31

ISBN

9784594094140

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この本の内容

彼が高校を卒業して就職した先は「ホストクラブ」だった。
ホスト業界や夜の世界が好きだったからではない。
理由はただ一つ。「成功に近い」と考えたから。
しかし、そのホストクラブもたった半年で退職。
社会人デビューは惨敗に終わった。

その後、ある出来事がきっかけで、
ふたたび働きだそうとした日、
彼はこんな不安を抱いた。
「社会人デビューに失敗した自分が、
もう一度社会に出て成功できるんだろうか?」
彼には学歴もない。半年しか社会人の経験がないのだ。
社会的に「完全な弱者」だった。

「そうか、俺は弱者なのか。
じゃあ弱者が勝つにはどうすべきだろうか?」
そう考えたことから彼の人生は動き出した。
本気になって働き、キャバクラの店長や
複数店舗を統括するエリアマネージャーを経て、
27歳で独立。起業3年でスナキャバチェーンと
日本一有名な大阪ミナミのクラブオーナーになる。

彼に莫大な資産があったり、強いコネがあったり、
何か特別な才能があったわけではない。
金なし・コネなし・学歴なしの彼がいかにして
短期間でビジネスで成功できたのか?
そのノウハウをすべて公開したのが本書だ。


1勝目 最終学歴は「底辺」男子校
 入学したのはヤンキー高校
 家族の思い出はゲーセン
 中学2年で引きこもりの不登校に
 自分の立ち位置を見極める
 アフィリエイトで月20万円稼ぐ高校生
 座禅の授業
 「普通の会社員」になる気はなかった
 社長になる人がしていること
2勝目 高卒で入社したのは「ホストクラブ」
 高校を卒業して就職したのはホストクラブ
 水商売を選んだ理由
 ホストクラブでの大苦戦
 ホストクラブでの足掻き
 失敗した社会人デビュー
3勝目 僕を本気にさせたもの
 ニート生活の始まり
 えっ! 子供ができた!?
 再起に向けた自分との約束
 「仕事の仮面」を被ろう
 「仕事の仮面」で常に厳しくあろう
 「勝ち」にこだわろう
 プライドを捨てよう
4勝目 再就職先は朝キャバ
 ミナミを新たな戦場に選ぶ
 採用面接
 「仕事の仮面」のスタート
 新人であっても「店長のように」振る舞う
 3つのルール
 人生の「師匠」との出会い
 人生がゲームなら攻略本は必須!
 まるで「織田教」?
●学び続ける者だけが勝つ ~お勧め本の紹介~
5勝目 19歳の店長誕生!
 ミナミでの反乱
 ターゲットは社長
 梅田での誤算
 担当店がすごい売り上げに!
 主観はぶつかる、数字はぶつからない
 評価基準は組織適応能力
 エリアマネージャーへの昇進
 水商売だからこその「けじめ」
 「敵」を「味方」に変える
 お金は評価基準でしかない
 マネジメントは仏、仕組み(ルール)は鬼
 組織を守るために
 「隣の芝」は見ない方がいい
 罪を憎んで人を憎まず
6勝目 起業のきっかけは「クビ」だった!
 社長からの呼び出し
 お前、クビだから!
 資金100万円の起業
 はじめの一歩
7勝目 スナキャバの発明
 スナックの謎
 スナキャバの発明
 スナキャバの成功
 僕が店に立たない理由
8勝目 チェーン展開スタート
 2号店のオープン
 3店舗と3人の店長
 石橋への進出
 店長の資質
 人は自分が死ぬほどかわいい
 こんな飲み会はいらない
 モチベーションの操作は必要なし
9勝目 コロナ直撃
 コロナで売り上げ大打撃
 これからどうするのか
 出資者の理解
 投資と麻雀
10勝目 目指せ! 水商売初のFC展開
 FC展開をする美容室
 スナキャバのFC化
 スナキャバのマニュアルとKPI
 仕組み化は店長のため
 一番大事なのは出店戦略
 店舗で一番大事な仕事は「仕入れ」
11勝目 憧れのジラフを手に入れる
 憧れのジラフが自分のものに
 いきなりの休業と止血策
 新生ジラフ
 ジラフを経営する意味
●僕の生きる意味 
特別授業 社長を目指すあなたのために
 あなたの会社はあなたの城でしょ?
 不安ってなに?
 「勝つこと」こそがゴール
 ハッタリをかまし続けた人生
 交渉の秘訣は相手の気持ちを知ること
 人の欲求を理解せよ
 ざるに水を流すな
 負けは勝ちまでのプロセスに過ぎない
 僕が避けたいと思う人





著者プロフィール

NoImage

織田 幸寿
GIRAFFE RESORT代表取締役 1991年生まれ。京都府宇治市出身。 高校卒業と同時に夜の世界へ。 ホストとして社会人デビューするも半年で挫折。 このときの経験を活かして18歳でミナミのキャバクラに勤め、19歳で店長になる。 その後も順調に出世し21歳でエリアマネージャーとなり、担当店の店舗数・売上ともに右肩上がりに成長させる。 27歳で独立し、兵庫県西宮に1号店を開業。当時はまだ似た店舗がなかった新業態“スナキャバ”のスタート。スナキャバは順調な売上を記録し、一気に5店舗まで拡大。 2020年に世界を襲ったコロナ禍と非常事態宣言で休業の危機に遭うも、未曽有のピンチもチャンスに変え、グループの拡大に成功させる。 現在(2023年2月)、スナキャバ部門(KUJIRA GROUP)は7エリア・12店舗を展開中。 2020年、29歳で関西最大級のクラブ(現GIRAFFE RESORT)を買収し、業界史上最年少の社長となり業績をV字回復させる。 今後、スナキャバ事業はFC展開を行って日本全国に100店舗体制を、クラブ事業は日本からアジアを目指して展開を計画中。 ORITAJAPAN公式YOUTUBEにて情報発信中

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