ヴァイパーズ・ドリーム

著者名

ジェイク・ラマー 著 , 加賀山卓朗

判型

文庫判

定価

1320円(本体1200円+税)

発売日

2024/11/5

ISBN

9784594096106

ジャンル

シリーズ

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ためし読み! 

この本の内容

Jazz漫画の金字塔「BLUE GIANT MOMENTUM」原作者・NUMBER 8氏推薦!
「行間から聴こえるジャズが、激烈な闇を鼓舞する。」


英国推理作家協会 2024年度最優秀歴史ミステリー賞(ヒストリカル・ダガー)受賞作。

「本作は読む者を虜にさせる真のジャズ・ノワールである。」
──デイヴィッド・ピース


1961年、ニューヨーク。ジャズ全盛のハーレムで最も怖れられる麻薬密売人クライドはその日、自身が犯した殺人を後悔していた。殺しは今夜で3度目だが、悔いたのははじめてだった。自責の念に沈むさなか、ジャズ界の庇護者パノニカから「3つの願い」を訊かれ、因縁を探る彼の思索は遠い過去へと跳ぶ。1936年にトランペッターを志し田舎からひとり大都会に出てきてからの日々、そして愛する歌姫に出会ってからの日々へと……。

1930年代から60年代、マイルス・デイヴィス、チャーリー・パーカー、セロニアス・モンクが活躍したあの激動の時代を、ハメットの衣鉢を継ぐ文体で描ききる、虚実混交のノワール。〈解説・霜月蒼〉



著者プロフィール

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ジェイク・ラマー
Jake Lamar ジェイク・ラマー 1961年、ニューヨークブロンクス生まれ。パリ在住のアフリカ系アメリカ人の小説家、劇作家、文化評論家。ハーバード大学卒業後、タイム誌で6年間執筆。1993年からパリに移り住み、フランスの主要大学で文芸創作の講師として教鞭をとる。これまでに7編の小説と数多くのエッセイ、評論、短編小説、戯曲を執筆している。小説『Bourgeois Blues』、『Postérité』、『The Last Integrationist』、戯曲『Brothers in Exile』はフランス国内で受賞歴あり。

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加賀山卓朗
(かがやま・たくろう) 翻訳家。おもな訳書にチャールズ・ディケンズ『二都物語』(新潮社)、ジョン・ル・カレ『ナイロビの蜂』、デニス・ルヘイン『夜に生きる』、マーティン・エドワーズ『処刑台広場の女』(以上、早川書房)、ハイディ・ブレイク『ロシアン・ルーレットは逃がさない』(光文社)、ルー・バーニー『11 月に去りし者』、S・A・コスビー『すべての罪は血を流す』(以上、ハーパーコリンズ・ジャパン)などがある。

シリーズ一覧

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