わたしは灰猫 そして、灰猫とわたし

著者名

青山繁晴

判型

文庫判

定価

968円(本体880円+税)

発売日

2023/12/22

ISBN

9784594096212

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この本の内容

〝謎〟を追う緊迫した物語
力を背景とした一方的な現状変更の試みやテロ、暴力的過激主義の拡大、未知の感染症など、これまでにない不安の時代が続いている。人間の命をめぐるその情況に、この物語は新しい鮮やかなカタルシス、新しい生き方を暗示する。
「アラスカ育ちの若い女性咲音。山中でひとり暮らす老婆『灰猫』の謎。何年かに一度、出現する森の中の湖。青山さんが、こんなにみずみずしい感性を持ち続けていたことに驚く。コロナ時代の『復活』の書、清冽な水の音が聞こえるような小説だ」       『月刊Hanada』編集長・花田紀凱
文庫化に伴い〝後日譚〟を新たに書き下ろし!

著者プロフィール

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青山繁晴
神戸市生まれ。慶應義塾大学文学部中退、早稲田大学政治経済学部卒。 共同通信記者、三菱総合研究所研究員、独立総合研究所代表取締役社長・兼・首席研究員を経て、現・参議院議員(二期目)。 ほかに現職は、東京大学学生有志ゼミ講師(元非常勤講師)、近畿大学経済学部客員教授。作家。小説に「平成紀」(幻冬舎文庫)「わたしは灰猫」「夜想交叉路」(ともに小社刊)、ノンフィクションに「ぼくらの祖国」「ぼくらの真実」(ともに小社刊)「きみの大逆転」「戦」(ともにワニブックス【PLUS】新書)などがある。

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