経済学で読み解く 正しい投資、アブない投資

著者名

上念司

判型

四六判

定価

1650円(本体1500円+税)

発売日

2024/05/29

ISBN

9784594097646

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この本の内容

大インフレ時代、投資初心者必読
知らなかったでは済まされない! 驚くほど危険な将来とは?

【著書累計100万部】【YouTube登録者数59万人】の
著者が資産を防衛するために最低限必要な知識を伝授!

<目次>
■第1章 投資に必須な経済学をコンパクトに伝授
世の中には「モノ」「お金」しか存在しない
「インフレ型不況(≒スタグフレーション)」とは?
「デフレは絶対悪!」と覚えるべし
物価上昇率2〜4%が経済の理想状態
デフレでもインフレでもない「ディスインフレ」
いままでなぜデフレだったのか?
日銀の余計な金融引き締めで経済はオーバーキル
国民の怒りを爆発させた7つの大事件
「よいデフレ論」と呼ばれる謬論
経済学の裏打ちがない「よいデフレ論」と「ダム論」
政府と日銀がデフレを容認する時代に戻ったらなにをする?
悪名高い量的緩和解除とゼロ金利解除
経済理論を軽視してしまった結果……
資産が半減したリーマンショックが教えてくれたこと
金融政策無効論にとらわれていた日本銀行
「経済の安定=金融システムの安定」という無責任さ
なぜアベノミクスでデフレが脱却できたか?
物価を決める「期待の働き」とは?
「財政破綻がー!」と発狂する財務省の愚行
経営者が内部留保を増やす当然のワケ
金融緩和がついにまともに解除された
「オーバーシュート型コミットメント」とは?
なぜトルコはインフレ率のスピード調整に失敗したのか?
経済の予想は複雑な連立方程式を解くのがカギ!

■第2章 経済の行方を地政学で読み解く
インフレ期待を強めるイベントばかり
トランプ氏が大統領に返り咲いたらどうなる?
中国への経済的圧力を強めるアメリカ
「サル山理論」で読み解く国際政治
貿易不均衡の本当の理由
絶対に知っておきたいマクロ経済の恒等式とは?
アメリカの標的が日本から中国へ
ボス猿が「中華民族の偉大なる復興」を見過ごすわけがない
中国は2つの大きな問題を抱えている
習近平の極めて不都合な真実
中国がピークアウトを克服したいのなら日本に学ぶべし
中国経済に日本のような奇跡が訪れないワケ
中国経済は「中所得国の罠」を突破できない
なぜ中国共産党は不良債権処理に及び腰なのか?
中国経済の長期停滞で起こりうる危険
フィリピン、台湾、日本、韓国に敵対する中国
中国が「ウザ絡み」をし続ける可能性
米ロ関係で成り立っている「恐怖の均衡」
中国はすでに戦争を仕掛けてきている
世界の分断で強まるインフレ圧力

■第3章 プロを打ち負かす最強の投資術
投資をしなければ資産は目減りするだけ
そもそも「株式」とはなんなのか?
どの株も買ってはいけない⁉
「ETF」ならばプロの投資家と同じスタートラインに立てる
「ドルコスト平均法」で価格変動リスクを平準化
「いつ」「いくら」買えばよいのか?
なぜ流行りの「S&P500」や「オルカン」はお勧めしないのか?
経済は経済学の理論通りに動いている
インフレが行きすぎても必ず抑え込むことができる
社会主義諸国と自由主義諸国の大きな違い
市場の歪みを利用して大きく儲けることも可能
投資のプロを打ち負かす最強の買い方
アクティブファンドはじゃんけん大会の優勝者
アクティブファンド界のカリスマの大失敗

■第4章 相場観を持てばノイズに騙されない
ノイズの山からシグナルを探し当てよう
あの日経新聞の相場解説もノイズでしかない
暴落当日の夜、私が配信した秘密のメール
経済学の知識があれば詐欺師に騙されない
荒唐無稽な詐欺情報が溢れている
詐欺の手口を「逐ちく条じょう的てき」に解説
詐欺はかかわる人すべてを不幸にする
IQが高くとも騙されてしまう……
親密性と流暢性の高い情報には気をつけろ
反証可能性を熟慮できる心を持って資産防衛せよ!

著者プロフィール

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上念司
1969年、東京都生まれ。経済評論家。中央大学法学部法律学科卒業。 在学中は創立1901年の弁論部・辞達学会に所属。日本長期信用銀行、 臨海セミナーを経て独立。2007年、経済評論家・勝間和代氏と株式会社「監 査と分析」を設立。取締役・共同事業パートナーに就任(現在は代表取締役)。 2010年、米国イェール大学経済学部の浜田宏一名誉教授に師事し、薫陶 を受ける。リフレ派の論客として、『経済で読み解く日本史 全6巻』(飛鳥新 社)、『財務省と大新聞が隠す本当は世界一の日本経済』(講談社+α新書) など著書多数。テレビ、ラジオなどで活躍中。

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