60歳からの脳と体が若返るワークブック
最高の健康法が見つかる108実験

著者名

和田秀樹

判型

四六判

定価

1650円(本体1500円+税)

発売日

2024/08/02

ISBN

9784594097721

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この本の内容

あなたの「正解」はあなたしか知らない!

「睡眠時間は何時間くらいがいいのでしょうか?」
「朝食はなにをどれくらい食べるのがおすすめですか?」
「運動は1日になにをどれくらいすればいいんでしょうか?」
医療の現場や講演会などで出会う人たちから、よくこういった質問の「答え」を求められます。
私は、医者を生業としていますし、自分で言うのもなんですが常に勉強は欠かさないので、
臨床の現場での実感や最新の客観的データなどをもとにした「一般的な傾向」であれば、
それなりに示すことはもちろんできます。
ただし、それはあくまでも「ヒント」であって、誰にとっても正しい「答え」ではありません。
なぜかと言うと、人間は文字通り千差万別であり、必ず個人差というものがあるからです。
体格も違えば、体質も違う。既往歴や飲んでいる薬も違うでしょうし、さらには生活スタイルや価値観だって違います。
そんな個人差を認めない単なる「ヒント」が、あたかもすべての人に当てはまる正解であるかのように扱われ、
本当は自分に合わない健康法をひたすら続けて、たいして体調がよくもならないどころか、
かえって体調を損ねている人のなんと多いことか!
だから私は、「睡眠時間は何時間がいいか」といった質問に対しては、
「これからの数日間、5時間、6時間、7時間、8時間、というふうに毎日睡眠時間を変える実験をしてみてください。
翌朝スッキリ起きられて、体調よく過ごせた睡眠時間があなたにとってのベストなんじゃないですか?」
というふうなアドバイスで返すようにしています。

(本書 「はじめに」より)

【目次】
■第1章 真の健康を手に入れるワーク
■第2章 60歳からの人生を楽しく充実させるワーク
■第3章 言いなり脳を打破するワーク
■第4章 将来の不安を解消するワーク

著者プロフィール

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和田秀樹
1960年、大阪府生まれ。東京大学医学部卒業。精神科医。 東京大学医学部附属病院精神神経科助手、米国カール・メニンガー精神医学校国際フェローを経て、 現在、和田秀樹こころと体のクリニック院長。 高齢者専門の精神科医として、30年以上にわたって高齢者医療の現場に携わっている。 ベストセラー『80歳の壁』(幻冬舎)、『70歳が老化の分かれ道』(詩想社新書)など著書多数。

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