将棋で学ぶ法的思考

著者名

木村草太

判型

新書判

定価

990円(本体900円+税)

発売日

2024/11/01

ISBN

9784594098339

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この本の内容

その一手が、法の論理を照らし出す!
気鋭の法学者が導く、知の冒険

「私はなぜ、それを当たり前だと考えたのか?」
自身が常識人であり、「当たり前」を共有していると信じている人ほど陥りがちな、思考や文章の「甘さ」。ときにその甘さは、「最善解」をも遠のけてしまう……。

常に厳しい思考が要求される「法的思考」のスペシャリストは、なぜ「将棋」を愛するのか?
気鋭の法学者であり、自身も三段の腕前を持つ木村草太氏が、将棋を題材にして思考の組み立て法を説く!

東京都立大学にて10年の歴史を誇る人気講座を完全書籍化!

特別鼎談収録! 中村太地八段、片上大輔七段と考える「将棋の思考」

「法」で考えること
将棋とはなにか?
解釈論の面白さ
将棋というゲームが深い理由
日本の法律の成り立ち
将棋と法学、思考の共通点
将棋の「読み」と法的思考
法的思考における選択の積み重ね
将棋と法学から学ぶ文章作成
法学論文の書き方
プロ棋士の発想・思考

著者プロフィール

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木村草太
1980年神奈川県生まれ。2003年東京大学法学部卒業、同大学法学政治学研究科助手を経て、現在、東京都立大学大学院法学政治学研究科教授。将棋ファンとしても知られ、2014年から東京都立大(当時は首都大学東京)にて法学系(法学部)特別講義「将棋で学ぶ法的思考・文書作成」を開講。将棋初心者の学生にも好評を博している。日本将棋連盟より三段免状を取得。著書に、『憲法』(東京大学出版会、2024年)、『憲法という希望』(講談社現代新書、2016年)、『自衛隊と憲法』(晶文社、2018年、増補版2022年)、『木村草太の憲法の新手4』(沖縄タイムス社、2023年)、『「差別」のしくみ』(朝日出版社、2023年)ほか多数。

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