大満足!川口さんちの家業承継

著者名

川口菜旺子

判型

四六判

定価

1650円(本体1500円+税)

発売日

2024/09/27

ISBN

9784594098674

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この本の内容

「家業」の承継って本当に悩ましいですよね。
「家族だからきっと……」と、ちゃんと話しあいもしていないのに「継いでくれるはず」と期待したり、「継いでくれなかったらどうしよう?」とひとりで悩んでみたり。我が家もまさにそうでした。

私は、東京は西武池袋線・中村橋駅の駅前で夫とふたりで小さなオーダーメイドの紳士服のお店を営む60代の経営者で、川口菜旺子と申します。父の急逝で社長業を引き継いだ途端に判明した12億円もの借金とアパレル業界の大きなうねりの中で、社業の立て直しにずっと翻弄されてきました。
川口家は私で38代目ということもあって、きっと息子二人のうちのどちらかがこの家(家業)を継いでくれるはずと期待したい気持ちが半分。息子には息子の人生がある。無理やり継がせることはしたくない。息子たちの意志を尊重したい気持ちも半分。

夫婦そろって60代に差し掛かった数年前、我が家にはまだ大きな借金が残っていました。そこに来てコロナ禍で売上が激減。いよいよ打つ手が見つからなくなったある日、偶然の出会いをきっかけに、突然「家業承継」がうまく動き出したのです。

ポイントは;
・親世代が若いうち、家業承継に向けて動き出すこと
・中立的な立場の第三者が家族の間に入って丁寧に気持ちを引き出すこと
・家族だからと遠慮せず、「数字」を元にして話しあうこと
でした。

本書は、家族経営の小さな会社(家業)がどうすれば円満に承継できるのか、その秘訣をお伝えする本です。本書が伝えたいことは何も我が家だけの話ではありません。あなたの会社(家業)でも十分活かしていただける秘訣です。 

著者プロフィール

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川口菜旺子
川口菜旺子(かわぐちなおこ) 株式会社シュウ・カワグチ代表取締役社長 大学卒業後は外資ラグジュアリーブランドで勤務し経験を積む。その後、家業でアパレルビジネスを展開していた株式会社シュウ・カワグチに入社する。 一時は50名近い従業員を抱えていたが、アパレル業界の変化にともなって徐々に店舗を閉鎖し、オーダーメイドの紳士服を行う一店舗のみの状態に。 新型コロナの大打撃にもかかわらず「満足できる家業承継」に成功。ずっと苦しんでいた借金を返済し、息子世代に家業のバトンを渡した。 家業とは別にコーチング活動を行っており、コーチングの始祖と言われる米国人教育学者ルー・タイス氏(故人)の直弟子としてコンテンツの日本語化・日本人講師養成を統括。現在は別会社で研修プログラムの企画・運営を行っている。

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