噓だらけの日本中世史

著者名

倉山満

判型

新書判

定価

1056円(本体960円+税)

発売日

2024/11/01

ISBN

9784594098964

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この本の内容

著者累計48万部突破!
ベストセラー「嘘だらけシリーズ」の最新作は、
鎌倉、南北朝、室町、戦国時代の嘘を暴く!

\世の中で信じられている通説たち/
◉「いいはこ(1185)」つくろう鎌倉幕府
◉三種の神器を持つ天皇が正統だ
◉鎌倉幕府が元に勝ったのは、たまたま神風が吹いたから
◉鎌倉幕府の求心力が弱まり、後醍醐天皇の蜂起は成功した
◉平清盛は、公家からも武家からも見捨てられ滅んだ
◉楠木正成は明治から戦前ではヒーローで、戦後では悪党
◉足利義満に皇位簒奪の意図はなかった
◉応仁の乱で将軍の権力は地に墜ち、戦国時代が始まった
◉足利義昭が織田信長に京都を追放され、室町幕府は滅んだ

皇室史の立場からすると、古代史が「天皇家って何なの?」が主題であるならば、
中世史では「なぜ天皇家は続いたの?」との疑問に取り組むことになります。

古代の蘇我氏から現代に至るまで、
その気になれば皇室を潰すことのできる力を持った権力者は数知れず現れました。
しかし、なぜ誰も、皇室を潰すことができなかったのか?

実は武力を使って圧力をかけてくる権力者のあしらい方、皇室には奥義があるのです。
その奥義は、中世史を見れば明らかです。

ギリギリのところで本物の滅亡を回避した日本。
国を守るとはどういうことなのか、皆様に考えていただければと思います。

【構成】
序章 中世と現代を読み解く平安の論理
第一章 鎌倉時代 「幕府」は世界史の大発明
第二章 南北朝時代 正論が通らなくなる呪い
第三章 室町時代 なぜ天皇家は続いたのか
第四章 戦国時代 なぜ武力で皇室を滅ぼせないの
終章 後醍醐天皇が大日本帝国を滅ぼした

著者プロフィール

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倉山満
1973年、香川県生まれ。憲政史研究者。救国シンクタンク理事長兼所長。1996年、中央大学文学部史学 科を卒業後、同大学院博士前期課程を修了。在学中より国士舘大学日本政教研究所非常勤研究員、 2015年まで同大学で日本国憲法を教える。2012年、コンテンツ配信サービス「倉山塾」を開講、翌年 には「チャンネルくらら」を開局し、言論活動を行っている。著書に「嘘だらけシリーズ」ほか多数

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