自然に逝く 安心して死を迎えるためのお作法

著者名

矢作直樹

判型

文庫判

定価

990円(本体900円+税)

発売日

2024/11/05

ISBN

9784594099107

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この本の内容

「死ぬこと」は終わりではありません。
もといたところに帰ることです。

 私は、医療に従事していたとき、多くの人を見送ってきました。「死ぬこと」はなにか不吉で、考えたくないもの。少しでもそのことを考えると、大きな不安に襲われ、憂鬱になってしまう人が多いようです。
 でも、大丈夫です。なにも心配いりません。「死ぬこと」は終わりではありません。もといたところに帰ることです。
 この本では科学で説明できないこともお話ししますが、「そんなこともあるのかもしれない」くらいにとらえていただければと思います。それが、幸せに生きるコツなのではないかと思っています。そして、穏やかに安心して日々を過ごし、その延長線上の中に「死ぬこと」を受け入れていただければ幸いです。
矢作直樹

—CONTENTS—
第一章 命は、終わらない
第二章 感謝上手は、死に上手
第三章 みんな死ぬときは、ひとりです
第四章 お迎えが来る日まで、精いっぱい楽しむ
第五章 「死に上手」になるための準備
第六章 今の医療で「死に上手」になるために
第七章 「死ぬこと」は自然にまかせて
本書は、2020年12月に小社より刊行された 『「自然死」のすすめ』を加筆修正したものです。

著者プロフィール

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矢作直樹
1956年、横浜生まれ。1981年、金沢大学医学部を卒業後、麻酔科、救急・集中治療、内科の臨床医として勤務しながら、医療機器の開発に携わる。1999年、東京大学工学部精密機械工学科の教授に。2001年に同大医学部救急医学分野教授、同大病院救急部・集中治療部部長。2016年3月、任期満了退官。東京大学名誉教授。著書に『人は死なない』(バジリコ)、『おかげさまで生きる』(幻冬舎)、『天皇の国』(青林堂)など

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