アボリジナル・メッセージ

著者名

飯島浩樹

判型

四六判

定価

1760円(本体1600円+税)

発売日

2025/06/03

ISBN

9784594099541

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この本の内容

何も持たずに豊かに暮らす
オーストラリア先住民が教えてくれた幸せ法則とは?
所有から共有へ。人類最古の叡智

オーストラリアの先住民「アボリジナル」(※現在、アボリジニという呼称は差別的とされている)は、人類最古の叡智を現代に伝え、自然と調和しながら暮らし、時空を超えた時間軸「ドリーミング」を生きているという。とくに、モノやお金に執着せず「なにも持たずに生まれ、なにも持たずに死ぬ」という死生観は、究極のミニマリズムであり、日本人であれば誰もが一度は憧れる境地だろう。長らくオーストラリアで暮らし、数多くのアボリジナルを取材してきた著者は、「彼らの、所有ではなく『共有』を大切にする暮らしは、日本人の生き方に必ず気づきを与える」と言う。いま、世界の科学者や人類学者が注目しているアボリジナルの価値観に迫ることで、日本人の幸せの定義について考えなおす一冊としたい。

本書は、アボリジナルの文化、世界観、生活様式を紹介し、彼らの知恵から現代社会を生きる日本人が学べることを探る内容です。
1. アボリジナルの歴史と文化の概要
2. ドリーミングと呼ばれる独特の世界観の解説
3. アボリジナルの自然観と環境との共生方法
4. コミュニティの重要性と共有の精神
5. アボリジナルの食文化と持続可能な資源管理の方法
6. アートを通じた伝統の継承方法
7. 現代社会の課題に対するアボリジナルの知恵の適用
8. 著者の体験談と取材で得た洞察
9. 読者が日常生活で実践できるアボリジナルの知恵

著者プロフィール

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飯島浩樹
1965年山梨県生まれ。ジャーナリスト、TBSシドニー通信員、豪外国人記者協会前会長。豪・ウーロンゴン大学院ジャーナリズム学科卒業後、シドニーの地元テレビ局で日本語教育番組等を制作。TBSの2000年シドニー五輪支局の代表を務めた後、TBSシドニー通信員として特派員業務を行う。これまで、オーストラリアやニュージーランド、南太平洋島嶼国を精力的に取材し、歴代首相や著名人への単独インタビューなどを敢行している。2020年には、日・豪・中合作のドキュメンタリー映画『セーブ・ザ・リーフ〜行動する時〜』をプロデューサーとして制作。著書に『躍進する未来国家豪州 停滞する勤勉国家日本 -2032年の世界の中心 オーストラリアに学べ-』(2022年/いろは出版)、小説『奇跡の島〜木曜島物語〜』(2019年/沖縄教販)、訳書『豪州へ渡ったウチナーンチュ』(2021年/沖縄教販)がある

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