宇宙から見る地球 観測衛星が切りひらく驚きの未来

著者名

村木祐介

判型

A5判

定価

1980円(本体1800円+税)

発売日

2025/03/18

ISBN

9784594099633

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この本の内容

【宇宙活動はいま、ビジネスとSDGsの最前線だ!】
これからの必須教養である“宇宙から地球を見ること”について、JAXA第一宇宙技術部門の村木祐介氏が多面的に解説。
宇宙から見た地球の景色を含む美しい136点の写真と、わかりやすい50点の図解を含むオールカラーの全168ページ!

宇宙航空研究開発機構(JAXA)第一宇宙技術部門監修

普段私たちが何気なく見上げている「宇宙」。実は現在、1000機以上の人工衛星(地球観測衛星)が地球を周回しており、私たちの暮らしや地球環境を見守り続けています。衛星がもたらす膨大な情報が、さまざまな分野のビジネスやSDGsに関する取組などで活用されており、その利用は今後大きく拡大すると期待されています。
本書では「宇宙から地球を見ること」をテーマに、読者の皆さんがこうした情報をご自身のビジネスや生活の中でご活用いただけるよう、人工衛星が地球を観測する仕組みから、ビジネスやSDGsなどさまざまな分野での活用方法、自分ゴトにするアプローチまで、オールカラーの図解・写真で分かりやすく解説いたします。さらに、宇宙旅行感覚で美しい地球の見所の写真を楽しみながら、宇宙から地球を見ることによって得られる新しい視点についても考察します。
本書を読めば、宇宙と地球のことをもっと身近に、大切に感じられるはずです!

●1章 宇宙から地球を見るのはなぜ大事? 7
▶身近になってきた宇宙 8
▶宇宙と人工衛星 16
▶宇宙から地球を見る「衛星地球観測」 20
・コラム 衛星地球観測と私 24
●2章 宇宙から地球を見るには? 27
▶地球観測衛星のキホン 28
▶地球を見る衛星の「眼」 38
▶個性豊かな地球観測衛星 62
・コラム 衛星地球観測の歴史 72
●3章 宇宙から地球を見て何をする? 75
▶大きく広がる衛星地球観測のビジネス利用 76
▶安心安全で持続可能な暮らしを支える衛星地球観測 94
▶新しい活用方法を考えよう 108
・コラム 衛星地球観測コンソーシアム(CONSEO) 112
●4章 宇宙から見る地球が「自分ゴト」になる? 115
▶衛星地球観測を仕事にする 116
▶生活の中で宇宙から見る地球を感じる 118
▶衛星地球観測が活躍する未来社会 120
・コラム「 宇宙から見る地球」に触れる体験 122
●5章 宇宙から地球を見て何を感じとる? 125
▶宇宙から見る美しく儚い地球 126
▶宇宙旅行で楽しもう:地球の見所ツアー 130
▶宇宙から地球を見て「新しい視点」を得る 142
・コラム STAR SPHEREの「宇宙撮影体験」 148
●特別対談 宇宙飛行士 油井亀美也と語る人間と人工衛星の眼で共に見る地球 151
おわりに 167

著者プロフィール

NoImage

村木祐介
1980年、北海道生まれ。2005年、北海道大学大学院工学研究科機械科学専攻修了。 2005年、JAXAに入社し、国際宇宙ステーションの日本実験棟「きぼう」の開発運用を はじめ、地球観測衛星の利用推進や将来衛星の検討、衛星地球観測分野の将来戦略 検討・産学官連携推進などに従事。アジア開発銀行(ADB)、文部科学省、ソニーグルー プ(株)への出向経験を有する。現在、JAXA第一宇宙技術部門 衛星利用運用センター 技術領域主幹。宇宙ナビゲーター「コスモさん」として、宇宙の素晴らしさをわかりやすく 伝えるメディア出演や講演などのアウトリーチ活動にも積極的に取り組んでいる。

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