三國、燃え尽きるまで厨房に立つ

著者名

三國清三

判型

四六判

定価

1760円(本体1600円+税)

発売日

2025/09/29

ISBN

9784594100896

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この本の内容

37年間ほぼ満席だった「オテル・ドゥ・ミクニ」をたたみ、
70歳にしてたった8席の店をオープンする
僕の人生はまだこれから。
フレンチの巨匠が「ミクニ」でやってきたこと、やれなかったこと

今を遡ること40年前、三國清三が30歳でオープンした「オテル・ドゥ・ミクニ」。

一度は潰れる寸前までいくものの、一億総グルメブームの波に乗り、予約の取れない人気店に。
バブル崩壊、リーマンショック、東日本大震災、コロナ禍など、数々の困難を乗り越え、
37年間ほぼ満席だった奇跡の名店。

三國は料理人として、経営者として、「ミクニ」をどう育て、グループを大きくしてきたのか。
激動の昭和、平成、令和を超えた、正面突破の生きざまに迫る渾身の自伝。


「オテル・ドゥ・ミクニ」は2022年末に惜しまれながら閉店−−−。

同じ場所に2025年9月、カウンター8席だけの店「三國」がオープンする。
ここは71歳の三國が、ひとりで切り盛りする店。
いよいよ人生第二章。「僕は、来世でやろうとしたことを今世でやることにした」。


【目次】

プロローグ
決意 1982年 フランス料理修業からの帰国

第1章
創生 1985年 四ッ谷に「オテル・ドゥ・ミクニ」開店

第2章
飛躍 1994年〜 新生「ミクニ」で時代の風にのる

第3章
挑戦 1996年〜 ミクニグループ多店舗化始まる

第4章
試練 2003〜2011年 経営の危機をどう乗り越えたか

第5章 
勲章 2007〜2015年 まさか星なし⁈ミシュランとの決別

第6章
進化 2020年〜 最大の危機、コロナ禍で新たな決意をした

担当編集より

この本では、フレンチの名店「オテル・ドゥ・ミクニ」が開店した1985年から現在までを時代の変化とともに振り返ることができます。
バブル期の一億総グルメブームなど、景気のよかった頃から...
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著者プロフィール

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三國清三
1954年北海道増毛町生まれ。中学卒業後、札幌グランドホテルや帝国ホテルで修業し、駐スイス日本大使館料理長に20歳で就任。その後名だたる三つ星レストランで腕を磨き、8年後に帰国。85年、東京・四ツ谷に「オテル・ドゥ・ミクニ」を開店。予約の取れないグランメゾンとなる。2020年にYouTubeチャンネルを始め、登録者数54万人の人気チャンネルになり、Instagram18万人と合わせると72万人を超える(25年8月現在)。22年、惜しまれながらも「オテル・ドゥ・ミクニ」を閉店、25年、カウンター8席の「三國」を開店。

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