敏感すぎる心がスーッとラクになる本

著者名

長沼睦雄 監修

判型

AB判

定価

990円(本体900円+税)

発売日

2017/11/28

ISBN

9784594612276

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この本の内容

相手のことを気にして自分を出せない、他人の感情や気分に左右されやすい、暴力的なものは極力見ないようにする、光や音・においにとても敏感である、集団の中にいるととても疲れる、神経が高ぶって眠れないことがある、たくさんのことを一度にするのが苦手、変化に弱く新しいことに不安になる――。

そんな、あらゆることに過敏に反応してしまう気質を「HSP」(Highly Sensitive Person)といいます。
HSPは、生まれ持った気質であり、病気でも障害でもありません。
また、5人に1人がHSPだといわれています。
そうした方々が、心をスーッとラクにし、生きづらさを解消するためには、どうしたらよいのでしょうか。
本書は、HSPの数少ない臨床医である著者が、その具体的な方法をわかりやすく紹介するものです。


―序文より抜粋―
私は、2000年頃からアーロン博士の提唱したHSPという概念に学び、HSPの方々から教えられながら、その生きづらさと、その背後にある芸術性や創造力を実感してきました。
あなたが持つ豊かな想像力やインスピレーション、ひらめき、そして、人の気持ちを察して優しく対応したり、丁寧に仕事をする細やかさなどを、これからの社会は必要としています。
こうしたあなたの本質や使命をあなた自身が認めて肯定することで、生きづらさから解放されるはずです。
どうか他に比べようのないかけがえのない自分であることに気づいて、“自分で決めて自分で生きる”人生を送ってほしいと願います。
十勝むつみのクリニック院長・精神科医 長沼睦雄

著者プロフィール

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長沼睦雄
十勝むつみのクリニック院長・精神科医 1956年山梨県生まれ。北海道大学医学部卒業、脳外科研修を経て神経内科を専攻し、大学院にて神経生化学の基礎研究を修了後、障害児医療分野に転向。道立札幌療育センターにて小児精神科医として14年間勤務。2000年よりHSPに注目し研究を開始。道立緑ヶ丘病院精神科に8年間勤務し、2016年帯広市にて十勝むつみのクリニックを開業。HSP/HSC、神経発達症、発達性トラウマ、慢性疲労症候群などの診断治療に専念し、脳と心と体と魂と食の統合医療を目指している。著書に『気にしすぎ人間へ クヨクヨすることが成長のもとになる』『敏感すぎる自分を好きになれる本』(ともに青春出版社)、『コミックエッセイ 敏感過ぎる自分に困っています』(宝島社)、『敏感すぎて生きづらい人の明日からラクになれる本』(永岡書店)などがある。

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