よく足がつる人は要注意!糖尿病やヘルニアなどの可能性も…
こむら返りを自力で予防・撃退する

著者名

出沢明 監修

判型

AB判

定価

990円(本体900円+税)

発売日

2020/01/31

ISBN

9784594615093

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この本の内容

睡眠中やスポーツ中に急に襲われる激痛、「こむら返り」。頻繁に起こる場合は、別の病気が隠れている可能性も!!放置は禁物。整形外科の名医がわかりやすく解説します


睡眠中やスポーツ中に急に襲われる激痛、「こむら返り」。
頻繁に起こる場合は、別の病気が隠れている可能性も!!
放置は禁物。
整形外科の名医がわかりやすく解説します


頻繁に起こるこむら返りは体からのメッセージ――。

夜中に足がつって、七転八倒した経験は、どなたにもあるのではないでしょうか。
たかがこむら返りと侮ってはいけません。
本書ではまず、こむら返り(ふくらはぎのつり・けいれん)がどうして起こるのか、そのメカニズムをしっかり解説します。思わぬ要因が隠れていることがわかるはずです。

健康な人の場合、こむら返りの原因は筋肉疲労や冷え、水分やミネラル不足などが関わっていると考えられ、日常的なセルフケアで予防・解消可能です。そのために有効な方法を「運動」「食事」の2方向からアプローチ。簡単なストレッチやマッサージ、不足しがちな栄養成分の補い方を紹介します。

こむら返りが起こってしまったとき、速やかに鎮められる「ひざ裏のばし」のやり方も、選べる3タイプで丁寧に説明。とつぜん痛みが襲ってきたときの応急処置法として、覚えておくと大変便利です。

しっかり読んでいただきたいのは、こむら返りの背景に別の病気が隠れている場合への言及です。
たとえば、腰椎椎間板ヘルニアなど脊髄の病気、心臓病、脳梗塞など血管の病、糖尿病や肝機能障害などの代謝系の病…こういった重篤な病気が原因で、こむら返りが起きている可能性もあるのです。

監修の出沢明先生は、腰椎椎間板ヘルニアなど腰の病気に関する内視鏡手術の第一人者。長年の治療の経験から、多くの患者さんが腰痛だけでなく頻繁に起こるこむら返りにも苦しんでいることに気づいたのだといいます。腰痛のほか、のどの渇き、胸や背中の痛み、めまい、むくみ…などなど足のつりと同時に起こるさまざまな症状も、多くの病気と関わりがあり、なかには生命に関わるケースも。いつものことと我慢して放っておくと、大病を見落としてしまうかもしれません。

今すぐ「こむら返りチェックシート」にトライ!少しでも気になる項目があったら、ぜひ本書を参考に。こむら返りに潜む病気を遠ざける第一歩を踏み出しましょう!

著者プロフィール

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出沢明
医療法人明隆会理事長。出沢明PEDクリニック院長。医学博士。帝京大学医学部附属溝口病院整形外科客員教授。日本整形外科学会専門医、脊椎脊髄病医、脊椎内視鏡下手術・技術認定医。 1980年千葉大学医学部卒業、1987年千葉大学医学部博士課程修了。国立横浜東病院整形外科医長、千葉市療育センター通園センター所長、帝京大学医学部附属溝口病院整形外科教授・整形外科科長などを経て現職。所属学会は日本内視鏡外科学会理事、日本関節鏡・膝・スポーツ整形外科学会(JOSKAS)理事・第5回会長、世界内視鏡脊椎外科学会・第7回会長、国際低侵襲脊椎外科学会日本代表など。脊椎・脊髄外科、股関節外科、電気生理学などが専門。 腰椎椎間板ヘルニア、腰部脊柱管狭窄症などの腰の病気に対し、内視鏡を用いた体への負担が少ない手術法(PED、PELなど)を行う第一人者。これらの手術法はメディアで取り上げられたことで、予約が殺到して一時は手術が数年待ちに。痛みに苦しむ患者さんを少しでも早く治したいという思いから、2014年に出沢明PEDクリニックを開業。さらなる技術の向上と普及に向けて活発な活動を行っている。

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