脊柱管狭窄症を自力で治す

著者名

吉原潔 監修

判型

AB判

定価

990円(本体900円+税)

発売日

2020/05/11

ISBN

9784594615499

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この本の内容

脊柱管狭窄症はお尻、腰や足に痛み、しびれが現れる病気のひとつです。現在、国内患者が約350万人もいると推定されております。

では、脊柱管とはどの部分になるのでしょうか?
人の体を支える体の屋台骨的な存在である背骨。脊柱管とは、この背骨の構造を上から見たときに、椎体と椎弓に囲まれたトンネル状の部分のことです。その中には非常に重要な脊髄(途中から馬尾神経になる)が通っていますが、さまざまな要因でこのトンネルが狭くなり、神経を圧迫するために痛みやしびれなどの症状が起こるのが「脊柱管狭窄症」です。
脊柱管狭窄症の原因は加齢以外に、猫背などのよくない姿勢などがあるとされています。また、脊柱管狭窄症と診断された人の多くに共通するのは、骨を支える筋肉が弱かったり、腰が正しく使えていなかったりすることです。

このように脊柱管の狭窄が進み、足腰に痛みやしびれを感じるようになると、体を極力動かさないようになりがちです。しかし、それではますます足腰が動かなくなっていってしまい、腰の手術を受けなくてはならなくなったり、要介護や寝たきりのリスクが上がってしまうのです。

そこで本ムックで紹介するのが、アレックス脊椎クリニック院長で医学博士の吉原潔先生が直伝する脊柱管狭窄症による痛みやしびれを改善する脊柱管のメンテナンス「3Step寝床エクサ」。ズボラな人でも寝床で行える簡単エクササイズです。脊柱管が狭まり、神経が圧迫されていることで起こっている痛みやしびれをこのエクササイズで解消できます。

皆さんも「3Step寝床エクサ」を実践して、いつまでも元気に歩ける体を手に入れましょう!


【目次】
はじめに 脊柱管のメンテナンスで一生歩ける体づくりを
放っておくと歩けなくなる? 脊柱管狭窄症のココが怖い
病院に行くべきかすぐにわかる! 脊柱管狭窄症セルフチェック
体験者の声「3Step 寝床エクサ」で腰やお尻の痛み、足のしびれが消えた!!

Part1 脊柱管狭窄症はどうして起こるの?
COLUMN 体がやわらかい=Goodではない 実は脊柱管狭窄症になりやすい
Part2 脊柱管狭窄症を自力で治すワザ
COLUMN どっちが正解? 腰痛のときは温める? 冷やす?
Part3 脊柱管狭窄症のあれこれQ&A

著者プロフィール

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吉原潔
アレックス脊椎クリニック院長、医学博士。1990年日本医科大学卒業後、同医局に入局。大学病院にてスポーツ医学、人工関節、脊椎内視鏡手術の研究に従事。2004年帝京大学溝口病院整形外科講師、2008年三軒茶屋第一病院整形外科部長、2016年明大前整形外科クリニック副院長を経て、2017年より現職。日本専門医機構整形外科専門医、日本整形外科学会脊椎脊髄病医、日整会脊椎内視鏡下手術・技術認定医(FESS・MED)、日本内視鏡外科学会・技術認定医、日本脊椎脊髄病学会指導医、日本スポーツ協会公認スポーツドクター、身体障害福祉法指定医。脊柱管狭窄症、椎間板ヘルニアなど、脊椎内視鏡手術のスペシャリスト。国際学会で内視鏡手術の技術講演を行い、高い評価を得ている。「小さな傷での内視鏡手術」と「本格的な運動療法の指導」で、多くの脊柱管狭窄症の患者さんからの信頼を集めている。「自分が患者さんの立場 だったらどう治療されたいか」を診療時のテーマとしている。

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