天然生活 2020年 12月号
冬の準備とお楽しみ

定価

820円(本体745円 + 税)

発売日

2020/10/19

JANコード

4910163851202

雑誌コード

16385-12

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CONTENTS

冬野菜を楽しむひと皿

張りつめるような寒さの中で、甘味やうま味を、おだやかに蓄えていく冬野菜。この季節の素材は胃腸にやさしいものも多く、口にするだけでほっとするような、しみじみとした味わいが魅力です。冷水希三子さんに、野菜から出るおいしさを生かした料理を、教えていただきました。


写真家の目に映る やさしい冬の風景

寒さのなかにも暖かさを感じる。ふたりの写真家、在本彌生さんと森本菜穂子さんが見た冬の風景はには、そんなやさしさが感じられます。心がほっとやわらぐような世界の冬の風景と、そのときに感じたことを写真家自らが綴ったフォトエッセイ。写真集をめくるような気持ちでご覧ください。


幸せな冬時間の準備と楽しみ

早川ユミさんや、カワチ製菓の川地あや香さんなど4人の方に、冬を迎えるための準備を取材しました。布しごとや保存食づくり、部屋の模様替えや冬のおやつづくりなど、幸せな季節を心地よく迎えるための家仕事や、待ち遠しい冬の楽しみが次々登場します。コラムでは、みなさんの冬になくてはならない、頼れる相棒を聞いています。


体を温めるためにいまできること

冬を迎える前に、体と心を温めて免疫力を上げるためにできることを、文筆家の服部みれいさんと野菜料理研究家の小鮒ちふみさんに伺いました。半身浴や温かいスープなど、いまからできることをイラスト付きで解説します。


RARI YOSHIOさん 蜂からのギフト、みつろうハンドメイド

ミツバチの体内でつくられるみつろうは、古代から人の生活に深く関わってきました。自然由来のその力は、いまも変わることなく、私たちの暮らしを健やかに、やさしく支えてくれています。はちみつを“薬”としてとらえ、みつろうの薬効にも長らく注目し、暮らしに取り入れているクリエーターのRARI YOSHIOさん。みつろうを使って、簡単にできる、ハンドクリーム、練り香、サシェ、キャンドルのつくり方を教えていただきました。


小林ゆかさん 編み込み模様のあったか手編み小物

多色の毛糸で美しい模様をつくるだけでなく、糸が重なり、とても温かに仕上がる“編み込み”。今回は、2色と色数を絞り、輪編みだから表目だけで模様が完成する、つくりやすい手編みの編み込み模様の小物を、ニット作家の小林ゆかさんに教えていただきました。ミトン、リバーシブルのカウル、レッグウォーマーの3種です。はらはらと降る雪、咲き誇る庭の小花、ひらひらと舞う落ち葉……それぞれに施された季節を感じられる模様も必見です。


大村しげさんに学ぶ しまつのいい京都冬暮らし

1960年代から90年代にかけて、おばんざいを中心に普段着の京都を描いた随筆家の大村しげさんは、しんしんと底冷えがし、指先もかじかむ京の冬を愛しました。おだいを炊く湯気に幸せを感じ、“しまつ”な工夫を楽しむ……。ちょっとだけ昔の、冬の京町家暮らしを、のぞいてみませんか。


いつもそばに 何度も読み返す、私の好きな本

これまで手にしてきた本のなかには、何度も読み返してしまう特別な本があるはずです。元気を与えてくれたり、背中を押してくれたり、心がフッと軽くなったり、理由はきっといろいろ。そんな「私が何度も読み返してしまう」5冊の本を、モデルのKIKIさん、高橋みどりさん、平澤まりこさん、大平一枝さんに伺いしました。あわせて、読書時間のお供のおやつも聞いています。


読書のおともに 野菜のおやつ

かぼちゃのチーズケーキ、スイートポテト、キャロットケーキ……。野菜のもつ、穏やかな甘みと豊かな風味。野菜からもおいしいおやつ生まれます。本を片手にのんびり過ごすおやつタイムに、ぴったりの味わいのお菓子を、高吉洋江さんに教えていただきました。

週末読書のための本と 体にやさしいお菓子

ゆったりと読書をしたくなるこの季節。フードエッセイストの平野紗季子さん、「あんず文庫」の加賀谷敦さん、「Title」の辻山良雄さん、「汽水空港」のモリテツヤさん、「本と野菜 OyOy」の佐藤由香子さん、「群言堂」の松場登美さんに、読むと心を元気にしてくれる本と、読書のお供にぴったりなおやつを教えてもらいました。

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