1月の新刊紹介第2弾は、V・C・アンドリュースの『夢からさめて』。
弊社では5年半ぶりのアンドリュースの新刊です。
『屋根裏部屋の花たち』で一世を風靡した作家のエッセンスが凝縮された、養女となった孤児と、継母の葛藤の物語です。

053031.jpg

■夢からさめて
■V・C・アンドリュース著
■文庫判
■定価/720円(税込)
■2007年1月30日
■ISBN978-4-594-05303-1
■オンライン書店で購入する
 amazon7&Y楽天ブックサービスbk1

施設で暮らす孤児ブルックのもとに、ピーターとパメラのトンプソン夫妻がやってきます。思いがけない、里親としての申し出。
豪奢な家庭にもらわれて、ブルックを取り巻く環境は激変します。何一つ不足のない生活。学校でもブルックはソフトボールで大活躍し、評判を高めてゆきます。
しかしパメラは、そんな彼女を美少女コンテストに出場させようと尽力するのでした。・・・あの人が愛しているのは、本当のわたしなの? 

けなげで凛としたスポーツ万能のヒロイン、ブルックの魅力もさることながら、一見明るい令夫人といった継母のパメラがしだいに垣間見せる執着と妄念が、幸せな日常を侵蝕してゆくスリルは、さすがアンドリュースというしかありません。
ジャンルとしてはヤングアダルト路線ですが、大人の方ももちろんぐいぐい引き込まれます。昔からのアンドリュース・ファンの方も、若い読者の方も、毛色の変わった「おしん」ものとして、ぜひお楽しみくださいませ。

2007年2月13日 19:50

コメント(0)

Comment

コメントする

ページの先頭へ