文芸エージェントとして活躍してきたラルフ・ヴィチナンザが死去。
 享年60歳。
 就寝中に、脳動脈瘤で亡くなったそうです。

 SFやファンタジーに強いエージェントだったので、扶桑社はさほど付きあいがありませんでしたが、なにしろ彼はスティーヴン・キングを扱っていましたので、関係がまったくなかったわけではありません。
 われわれにとってはなかなかきびしい相手でしたが、そのまま裏を返せば、著者にとってはよいエージェントだということにもなります。
 たとえば、彼のクライアントだったSF作家のナンシー・クレスも、故人をたたえる追悼文を書いています。
「本人にとっては安らかな死(easy death)だったというが、残された者たちにとって、死が安らかなどということはありえない」

 フランクフルトで開催される国際ブックフェアを目前にしての急逝。
 残念だったことでしょう。

2010年9月28日 14:37

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