続きまして、4月29日発売の最新作のご紹介です。
クライブ・カッスラー&ボイド・モリソンによる、
オレゴン号シリーズの最新作、『亡国の戦闘艦〈マローダー〉を撃破せよ!』(上・下)
翻訳者は伏見威蕃さんです。

マローダーブログ画像.jpg

■オンライン書店で購入する(上巻)
amazonセブンネットショッピング楽天honto

■オンライン書店で購入する(下巻)
amazonセブンネットショッピング楽天honto


あらすじはこんな感じです。

マラッカ海峡で、インド人テロリストの一派によってクウェートの石油タンカーが攻撃を受ける。
一方、メルボルンでは会議に訪れたアメリカ人上院議員の家族を狙ったテロ攻撃が企てられる。
ふたつの事件にいち早く介入し早期の解決に導いたのは、ファン・カブリーヨ船長率いる、生まれ変わった新生オレゴン号のメンバーだった。
勝利の余韻に浸る間もなく、新たな救難信号を受信したオレゴン号は、寄港地のバリを出てオーストラリア北西のティモール海に駆けつける。
そこでは、プラズマ・シールドの実験を行なっていた調査船二隻が、謎の敵性三胴船(トリマラン)からの攻撃を受けて一隻が沈没、残る一隻の乗組員も未知の毒ガス兵器によって全員が麻痺状態に陥っていた。
そのなかにはオレゴン号メンバー、マーク・マーフィーも含まれていた。
仲間の危機に激怒したカブリーヨは、シドニーを標的とした大規模攻撃を画策する敵を追い詰めてゆく。
タイムリミットまでに、彼らは解毒剤を入手し、テロを阻止することができるのか?
海洋冒険小説の雄が贈るシリーズ最新刊!

個人的には、カッスラーの複数あるシリーズのなかでも、特にお気に入りのオレゴン号シリーズ。
ここ数冊、メインライター、ボイド・モリソンの筆の冴えはとどまるところを知りません。

前作『悪の分身船(ドッペルゲンガー)を撃て!』のラストで、大変なことになってしまったオレゴン号。
本作では、まあまあ「しれっと」(笑)新艤装の「新生オレゴン号」として再デビューを果たします。
まあ、愛着のある船体とはいえ、機械は機械。
重要なのは、乗組員ということですね。

新生オレゴン号が航行可能になるまでのあいだ、いったんチームのメンバーは全国に散って、それぞれの任務にあたっています。
上巻の前半は、各小チームによる個別任務の様子が描かれます。
で、いよいよオレゴン号が出航して、チームのメンバーがまた集まってくるという熱い展開。

ところがそんななか、オーストラリアの調査船にゲスト調査員として乗っていたマーク・マーフィーが、謎の敵からの攻撃を受けて、麻痺状態に陥ってしまいます。
一定の期限を過ぎたら、もう回復はのぞめないという。
しかも、敵は都市壊滅規模のテロを計画している恐るべき連中で、プラズマ砲を配したハイテク艤装のトリマラン(三胴船)を駆使して攻撃を仕掛けてきます。
こうして、オレゴン号メンバーたちによる、一致団結した反攻作戦が始まります。

ちょっとしたラブ・ロマンスあり(なんか高校生みたいなうぶな内容ですがw)、古代ローマの沈船探査あり、圧巻のホバークラフトによるチェイスありの、たいへん盛りだくさんの内容。
冒険小説ファンなら、大満足いただけること必至の、超面白本に仕上がっております!

なお今回、先月の『テスラの超兵器を粉砕せよ』に引き続いてのオーストラリアが舞台ということで、「ええ、またかよ」と思われる愛読者の方もいらっしゃるでしょうが、『テスラの超兵器を粉砕せよ』の原書刊行が2013年、本書は2020年。カッスラー先生はちっとも悪くありません。弊社の発刊の都合でかち合ってしまって、なんだか申し訳ないかぎりです。

ちなみに次のオレゴン号シリーズも、刊行は決まっているようです。
新たなる冒険の荒海に乗り出したオレゴン号とその愛すべき仲間たちから、今後も目が離せません!(編集Y)

2021年4月28日 22:57

コメント(0)

Comment

コメントする

ページの先頭へ