販売促進部
杉本和美

読者に寄り添い、本との「出会い」を作る仕事

編集は本を作りますよね。私たちはそれを「誰に・いつ売るのか」の戦略を立てて、書店さんに売り込むのが基本の仕事です。
日々売上データや書店さんの意見、ニュースなどを見聞きして「何が1番最適な売り方か」を見定めていくことが、業務の7割くらいなのかもしれません。
戦略が決まれば、書店さんから注文をとるために注文書やポップを作成したり、フェアの提案を行ったりします。戦略のないまま作ったポップは、どれだけデザインに力を入れてもお客さんには刺さらないんですよね…。

「生活の目線」から生まれた販売戦略

販売促進部 杉本和美 挿絵写真01

以前『まいぜんシスターズとマイクラを遊ぼう!』(扶桑社ムック)の販売を担当したんです。
発売した当時は学校のデジタル化が一気に進んでいる時期でした。自分も親ですが、子どもが学校でパソコンを配られたと聞き「これは世の中が大きく変わるな…!」と。この本はちょうどその頃に売れ始めていて、何か関係しているんだろうと徹底的に調べました。すると親たちが「自分じゃプログラミングを教えられない、子どもが自ら楽しんで始められるきっかけはないか」と悩んでいる状況が見えてきたんです。
そこで「Minecraft(マインクラフト)」はプログラミングの初歩に最適で、それをYouTubeで小学生に大人気のまいぜんシスターズが教えてくれる」というメッセージが明確に伝われば、広く売れると考えました。
それから書店さんのご協力を得て、児童書やコミックの棚など、とにかく子供の目に付く場所に置いてもらいました。“おねだりして、お母さんたちに買ってもらおう”という戦略を立て、夏休みに大々的に展開したら、やっぱりすごく伸びて嬉しかったです。

常に変化する環境に合わせて新しい戦略を

販売促進部 杉本和美 挿絵写真02

私たちは新しく出た本だけでなく、既に出ている本の売り伸ばしにも力を入れています。
例えば、カバーデザインを変えることで新たなターゲット層に売り出したり、埋もれていたポテンシャルのある商品を「今」の流行りに合わせて売り直したり。環境は常に変わっているので、編集部や宣伝PR部門、書店さんと連携しながら常に新しいやり方を探していきたいですね。

扶桑社はフラットな会社だと思うので、自分の世代でしか感じられないことを恐れず発言してほしいです。「これをやってみたい」という想いがある人をお待ちしています!