デカルトの憂鬱
マイナスの感情を確実に乗り越える方法

著者名

津崎良典

判型

四六判

定価

1760円(本体1600円+税)

発売日

2018/01/20

ISBN

9784594078942

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この本の内容

ニーチェ、アドラー……そして次にくるのはデカルト!!

《『思考の整理学』著者 外山滋比古氏 激賞!》
「好奇心のまにまに知の世界を放浪。知的自由人も舌を巻く一冊」

【!】難問は分割せよ。
【!】悲しみは少しずつ解消せよ。
変えるべきは自分の「思想」だ。

絶対的な「真理」を見出した近代哲学の祖が導くスペシャルな人生指南!

いわば“外交的なコミュ障”だったデカルトは
「初志貫徹」と「臨機応変」を両立せよ! と説く――

本書は、私たちに降りかかる様々なマイナスの状況といかに対峙すべきか、「デカルトは〇〇する」という身近な切り口から解き明かしていく。
「悲しみは、ある意味で第一のものであり、喜びよりも不可欠である。そして憎しみは愛よりも不可欠である」
「未練と後悔とを引き起こすのは優柔不断だけ」など、
心にしまっておきたい金言がもりだくさん!
 日本を代表する新進気鋭のデカルト研究者が、誰にでもわかりやすく読みやすい文体で、「まったく新しい視点」から解く、これまでにない画期的な哲学書!

◎毎日の生活で困ったこと、立ち止まって考えてみたいことがあったら、本書の出番!

著者プロフィール

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津崎良典
1977年生まれ。国際基督教大学(ICU)教養学部人文科学科卒業。大阪大学大学院文学研究科修士課程修了。パリ第一大学パンテオン=ソルボンヌ校哲学科博士課程修了、哲学博士号を取得。現在、筑波大学人文社会系准教授。共訳書に『デカルト全書簡集』第4巻(知泉書館、2016年)、『ライプニッツ著作集』第2期第2巻・第3巻(工作舎、2016年・2018年)、オリヴィエ・ブロック『唯物論』(白水社・文庫クセジュ、2015年)、ジャック・デリダ『哲学への権利』第2巻(みすず書房、2015年)がある。

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