ほんのきもち

著者名

朝吹真理子 著 , 彩瀬まる 著 , いしいしんじ 著 , 乾ルカ 著 , オカヤイヅミ 著 他

判型

四六判

定価

1760円(本体1600円+税)

発売日

2018/08/10

ISBN

9784594079000

ジャンル

シリーズ

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この本の内容

朝吹真理子、彩瀬まる、いしいしんじ、乾ルカ、オカヤイヅミ、甲斐みのり、鹿子裕文、木皿泉、今日マチ子、小林エリカ、坂木司、桜木紫乃、佐藤ジュンコ、平松洋子、藤野可織、文月悠光の16名が書下ろし!

16のちいさな贈りものがたり
お世話になっているあの方を喜ばせたい、だれかの大切な何かを応援したい……。贈りものをするとき、ひとはそこに自分の気持ちをそっとふくませている。だから、贈ったり・贈られたりのやりとりは、時に不器用で、可笑しくて、愛おしい。
思わず笑みがこぼれるような、嬉しくて秘密めいた贈りものもあれば、あの頃は気がつくことができなかったけれど、思わぬかたちで受け取っていた相手の温かな想いもある。もちろん、とびきりのお菓子やごはん、お気に入りの手土産のお話もたっぷりと。
ひとつひとつの“贈りもの"に、贈り主の想いがにじんで、ほんのりと心を灯してくれることがある。そんな、ちょっとだけ奥ゆかしい「贈りものがたり」を一冊に詰めてみました。“ほんのきもち"ですが、ひとり密やかに包みを開ける楽しみを、そっと覗かせてもらうような心地になるはずです。

世界が優しく、柔らかく広がっていく瞬間を大切に思い出すことができる、エッセイ&コミック&ショートストーリー。
【カラー挿絵】西淑(にし・しゅく)

※イチゴシャンデ、じゃがじゃがころっけ、どら焼き……など、紹介されたお店の情報を掲載した「おいしいものリスト」つき。

~もくじ~
ドアに掛けるお福分け……平松洋子
ダンナの祖母がくれたもの……木皿泉
おかき事件……朝吹真理子
いちごという小さな特別……今日マチ子
手土産選び~生まれた町と暮らす街~……甲斐みのり
*贈りものがたり
まんまるい、あらたまり……いしいしんじ
ポエム刺繍入りピローケース……小林エリカ
ほんの一椀……坂木司
きれいな靴下……藤野可織
きらきらゼリー……彩瀬まる
ごはんの友々……オカヤイヅミ
贈りものコンプレックスのあなたへ……文月悠光
とっておきの一冊……鹿子裕文
小歳暮のたのしみ……佐藤ジュンコ
贈り下手・贈られ下手……桜木紫乃
天使の名前の犬のこと……乾ルカ

著者プロフィール

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藤野可織
京都府生まれ。2006年、「いやしい鳥」で第103回文學界新人賞受賞。2013年、「爪と目」で第149回芥川賞受賞。著書に『パトロネ』『おはなしして子ちゃん』など。

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文月悠光
1991年北海道生まれ。詩人。最年少16歳で現代詩手帖賞受章。09年『適切な世界の適切ならざる私』で中原中也賞、丸山豊記念現代詩賞を受賞。

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