教科書に載せたい日本史、載らない日本史~新たな通説、知られざる偉人、不都合な歴史~

著者名

河合敦

判型

新書判

定価

968円(本体880円+税)

発売日

2021/09/02

ISBN

9784594089313

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この本の内容

新史料の発見や発掘調査などによって歴史上の人物や出来事の解釈が変わり、過去の話にも関わらず歴史は“進化”している。それに伴い学校で習う日本史も変わっている。
本書では、「大化の改新は645年ではない」「古墳時代終末期に登場する八角墳とは?」などの近年の教科書変化を取り上げるとともに、これから教科書に載るであろう最新の日本史研究成果を紹介する。
例えば、「織田信長は天下統一を目指していなかった」「坂本龍馬は薩長同盟に関与しておらず、船中八策はフィクションだった」などの説だ。
加えて、「幕末に天然痘のワクチンを普及させ多くの命を救った殿様」や世界遺産級の近代遺産「高輪築堤」など、ぜひとも教科書に載せたい歴史も取り上げている。
一方で、教科書に載る歴史人物の中には、人には知られたくないだろう不都合な真実もあるが、そうしたエピソードも紹介している。
教科書が変化する面白さと、新説の驚きを堪能できる一冊。

■もくじ
1章 こんなに変わった日本史の教科書
2章 教科書で習ったと思い込んでいる日本史
3章 ぜひとも教科書に載せたい新歴史
4章 教科書に載らない意外で驚きの日本史
5章 教科書に載せられない不都合な日本史

著者プロフィール

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河合敦
歴史研究家、歴史作家。多摩大学客員教授、早稲田大学非常勤講師。一九六五年、東京都生まれ。青山学院大学文学部史学科卒業。早稲田大学大学院博士課程単位取得満期退学。歴史書籍の執筆、監修のほか、講演やテレビ出演も精力的にこなす。『教科書に載せたい日本史、載らない日本史』『殿様は「明治」をどう生きたのか』シリーズ(小社刊)、『江戸500藩全解剖 関ヶ原の戦いから徳川幕府、そして廃藩置県まで』 (朝日新書)、『徳川家康と9つの危機』 (PHP新書)など著書多数。初の小説『窮鼠の一矢』(新泉社)を二〇一七年に上梓。

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